もうすぐ受験生なのに、自分の気分屋なところが心配です。【オリラジ中田の参考書じゃなくオレに聞け!】
受験生は勉強に集中しなくちゃいけないのはわかっている。けど、自然と恋することだってあるし、友達とケンカすることだってある。そんな受験中の「誰かに相談しにくい悩み」をアノ先輩が答えてくれる!
Question
気分に波があります。やる気になったときは勉強もすごく集中できるけど、スイッチが切れたら何もする気が起きません。もうすぐ受験生になるのに、自分の気分屋なところが心配です。(morimori・女・高校2年生)
Answer
決められたメニューをこなす快感を覚えたら勉強も楽しくなるかも?
決められたことをこなすのも案外楽しい
自分がこなす勉強のメニューを立てよう。達成したときの快感はクセになるかも。
その場の気分に波がない人なんているのかな……。それは普通なことだと思うよ。勉強には集中できないとしても、好きなことだったらいくらでも集中できるよね。でも好きじゃないけどやらなきゃいけないから、勉強に集中するのはすごく難しいわけだ。勉強を好きになるというのもひとつの手だけど、どうしても興味が持てないものってやっぱりあると思うんだよね。そこで、地道なことをひたすらにこなす快感を刺激してあげるというのはどうかな?
どういうことかと言うと、人間って「トップに立って、みんなを引き連れたい」というリーダーになりたい願望を持っているのと同時に、「決められたことを言われるがままにやりたい」という真逆の願望もあると思うんだ。自分の意志とは関係なく決められたことを淡々とやるのって、頭を使う必要がなくて楽だし、実は意外と楽しいんだよね。
達成感が得られるのが利点
「最近ジムで、どんなメニューをこなすかスケジュールを立てているんです。決めたトレーニングを何も疑わないでただやる。『これはやるものだから』っていう義務感を持つと挫折しないし、それはそれで楽しいんです」と中田さんは今でもメニューを設定しているそう。
何が楽しいかというと、単純に成果が出やすい。たとえば新しい企画を考えたりするようなクリエイティブな作業って、時間をかければいいっていうものじゃないよね。その点、決められたメニューをこなせば、単純に「やりきったぞ!」っていう達成感が得られる。つまり「今日はこれだけやる!」と、勉強もメニューを決めてそのスケジュール通りにやってみるのはどうだろう。
決められたことをやることが快感というのを知るためにも、達成できる程度の目標を立てること。「毎日問題集を20ページやるとかなり進むな」と思っても、それをこなすのって大変だから。それで挫折してしまえば、またモチベーションが落ちてしまうよね。
オレは勉強の計画を立てるのもけっこう好きで、1週間くらいの目標を決めたりしていたよ。それができれば、「よっしゃ!」という達成感でまた頑張れたりするんだ。自分が決めたことだから黙々とやる。これが実は気持ちいいことを知ると、受験勉強も楽しくできちゃうかもね。
まとめ
その日にやる勉強のメニューを決めよう。達成できると楽しいので、受験勉強もはかどるかも。
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