受験生のみんなへ DAY&NIGHT MESSAGE 〜夜は意識して気持ちを切り替えよう〜
試験日が近づき、さらに緊張感が増す受験シーズン。みんなは体調を崩さず、試験対策ができているかな?
受験直前期に向けた先輩たちのアドバイスを、時間帯で分けて2回にわたってお届けするこのコーナー。
前回のDAY編に続き、今回はNIGHT編をお届け!
先輩たちは、夕方から訪れる時間の不安に対して、どんな対処法を取ってきたんだろう?
メッセージを受け取って、受験直前期を乗り切ろう!
受験生への緊急アンケで判明!時間帯で不安の種類も変わるらしい
高校生エディター100人以上のリアルボイスを聞いてみたら、朝・昼・晩で抱きがちな不安の違いが見えてきた。
<8:00−15:00>
日中はとにかく勉強法の不安に陥りがち
(高校3年・かずき・神奈川県)
勉強方法をいったん冷静に見つめ直すことが不安に向きあうカギに。
<16:00−20:00>
ひと通り勉強した後の夕方のネガティブモード
(高校3年・かつかつ・埼玉県)
潔くリフレッシュすると気持ちが軽くなるかも。
<21:00−24:00>
受験生の夜時間は孤独一直線
(高校3年・みかんかん・埼玉県)
そんな孤独感を癒すには、「自分にかけてあげる言葉」にヒントがありそう。
そこで!
朝の不安、昼の不安、夜の不安。みんなどう乗り切った?
先輩や大人たち、みんなから届いた DAY&NIGHT MESSAGE を受験生に贈ります!
今回は夕方から深夜の時間帯までの「NIGHT」編をお届け!
<16:00−20:00>気持ちを切り替える
この時間は、ひと通り勉強した後のネガティブモードに入りがちな傾向に。考えても仕方ない負の感情をいったん断ち切ることが大切。
あえて勉強とは違うことを短時間で思い切りやって、気持ちを切り替えてみて。
「時間を決めて気分転換!」
(大学4年・Nana・土木環境工学部)
「不安な気持ちや考えてもしようがないことが頭に浮かんできたときは、勉強のことを忘れて思いっきり歌っていました。
コロナの影響で思うように勉強できなくて大変だと思いますが、目標に向かって勉強を続けていれば大丈夫」
(大学2年・あい・流通科学部)
「『自分が何に対して不安を抱えているのか』を紙に書き出して可視化するとスッキリ。
これだけ周りの人が応援してくれることは受験くらいしかないし、その達成感はほかには代えられない!」
(大学3年・うーくん・社会学部)
「サークルやってる、バイトもしてる、彼女できてる
好きな勉強だけできてる大学生になった自分をただただ妄想して、友達にそれを話したりして持ち直し続けていた」
(社会人・みんなの努力が実ることを祈る37才・文学部卒)
「負けないぞって思ったり、もう一度前を見ようと思えたり、歌の力を借りて乗り切ってました。
受験は十人十色の戦い方があると思うから、人と比べないで合格というゴール目指して走りきって」
(大学1年・たくや・教育学部)
「指定校で先に決まった子に対して嫉妬心に駆られたこともあったけど
『一般で受かった方がかっこいいもんねー』と自分に言い聞かせて勉強してました(笑)。
大人になると、本当にあの時、本気で頑張って良かったなと心から思える日がきっと来ます」
(社会人・とみー・教育学部卒)
「別なことをすると頭が切り替わる」
(社会人・てる・教育学部卒)
「当時は、日記に気持ちを書いていたりしたけれど、
今は匿名のSNSなんかもあるので、吐き出しつつ共感できるツイートを見つけるのも良いかも!
受験は気持ちと、テクニックの2つが大切だから、大人や先輩、友達をたくさん頼ってみんなで戦おう!」
(社会人・はっしー・人文学部卒)
「事前に受験会場を下見。
不安は事前のシミュレーションで回避!」
(社会人・akiyama・教育学部卒)
「大学のHPやパンフレットを見て想像を膨らますことは、気持ちを明るくするだけじゃなく、
目標を明確化してそこまでの距離を測りやすくする点でも有効」
(大学院2年・ラッシー・教育学研究科)
<21:00−24:00>自分を励ます言葉をつぶやく
次は、孤独一直線の夜の時間でのアドバイス。受験生の夜時間は、孤独そのもの。
相談したいけど話せる相手もいない...。
そんな孤独感を癒すには、「自分にかけてあげる言葉」にヒントがありそう。
これまで頑張ってきたこと、やってきたことを 些細なことでもいいから思い出して、自分に言い聞かせてみて。
「ポジティブな言葉って、自分に跳ね返ってくる」
(社会人・ほんまっち・社会科学部卒)
「受験生になってからは「ことだま」を意識して、
塾からの帰り道に自転車に乗りながら、合格発表の日を想像して「受かった!」と声に出していた」
(社会人・ほんまっち・社会科学部卒)
「焦らないで『俺はできる!』と10回心の中で唱える!
この状況下で頑張っている君たちは他の世代よりも絶対強いと思う。
最後まで自分の力を信じてやり抜いて」
(社会人・てる・教育学部卒)
「紙に書くと実現可能性が上がる気がする」
(大学3年・うーくん・社会学部)
「自分の使っているお気に入りの参考書を見て『あとはここだけ見直せば大丈夫』と言い聞かせていました。
模試の判定や順位に左右されずに、やって来たことに自信を持てるようになると、
安心して受験本番に挑めると思います!」
(大学1年・あや・家政学部)
「周りがどんどん合格していくのに自分はどこも受からず、卒業式を迎えて、
友達が羨ましくて仕方なかったけど、3月まで諦めず頑張って合格できました。
受験は必ず終わりが来ます。
最後まで走りきって!」
(社会人・べに・文学部卒)
「志望大学のOCが中止になるなか、自分で学部のことを調べたりサイトで個別相談を受けたりしている姿、ちゃんと見てます。
『頑張れ』って言葉は嫌いなので言いません。
あとは縁と運!」
(高3の母・みやび・東京都)
「『受かったらこうなれる』という像を強くもてるように合格体験記を読んでいた。
『受からなかったら周りからどう思われるんだろう』じゃなくて、
自分の理想像を持ってメンタルをポジティブに保つように意識してみて」
(大学4年・Saaya・工学部)
「計画したところまでできたら『できた!』と自分を褒めてあげる」
(社会人・こじ・商学部卒)
「自転車通学に片道1時間かかり、それだけでもクタクタだろうに、塾でみっちり勉強。
高1から変えてない本気の志望校だから、自分を信じて合格を掴んで」
(高3の母・さんびきのこぶた・福島県)
「今頑張れば、楽しいキャンパスライフが待っていると言い聞かせて楽しい気持ちをキープ!」
(社会人・メガネ・大阪府)
「『絶対〇〇大学合格!』などと目標を紙に書いて目のつくところに貼っていた。
気持ちが落ち込むたびに書いていたので、受験直前には壁が埋まるほど。
自分の言葉に元気をもらって受験に臨みました!」
(大学4年・Nana・土木環境工学部)
「今やっていることは、何一つ無駄じゃないよ!大丈夫、どうにかなる!」
(社会人・T.N・東京都)
「人生はこれからが楽しいです!」
(社会人・mambo西岡・東京都)
刻々と変わる受験生のみんなの不安な気持ちを少しでも和らげたくて作ったこの企画。
一つでも気持ちを強くしてくれる言葉が見つかったらうれしいな。
明けない夜はない!
最後まで応援しています。
※記事内のデータとコメントは2020年8月に実施した高校生(回答者数計107名)に対するアンケート調査によるものです。
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Text&Edit /Miyuki Nakao, Design / Dai Kayama (mah-gra)