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幸せな人は「お金」と「働く」を知っている
新井和宏/著

ある日突然、お金の見方が変わった

外資系金融のファンドマネージャーとして数兆円を動かしていた著者がある日突然、仕事のストレスで重病に侵される。そこから人生は180度転換する。キャリアアップや売上のことばかり考えていたのが無意味に思えたのだ。本書は高校生のために実施した「お金の授業」の記録だ。本当に大切なことがきっと見つかる。

「お金の授業」の他の本

とにかく、カネ、カネ、カネーーー!
この世でいちばん大事な「カネ」の話
暴走するお金から抜け出すために
エンデの遺言 根源からお金を問うこと

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ギャンブル必勝の公式が存在する!?

数学者は時に株や賭け事で勝つ方法を導き出す。統計や確率論を究めた者たちの習性なのかもしれない。本書はギャンブルで勝つ方法を導き出した「ケリー基準」についての本だ。眉唾かもしれないが、情報理論も金融工学も高等数学も登場する。賭けに勝つためにはそれなりの学びが必要なのだ。

58起業する!

苦悩の果ての「社会起業家」という仕事

まだ「社会起業家」という職業が日本で浸透していない頃、著者は「フローレンス」という病児保育のためのNPOを”起業”する。起業=儲けるという認識が主だった時代に、「社会をよくする」ためのビジネスに乗り出す。若きソーシャル・アントレプレナーが、大いなる挫折を乗り越えて花開くまでの汗と涙と感動の物語。

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「人類に救済が必要だ」と本気で考えているのが、破格の経営者イーロン・マスクだ。幼少時代は学校の図書館の本を全部読み、27歳でシリコンバレーのIT長者、電子決済サービス・ペイパルの原型を生み出し、31歳で宇宙事業に参入、テスラ社で自動運転事業も手がける。いまでは火星移住を本気で計画中だ。こういうヤバイ天才が人類を先導していく。

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