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56お金の授業
とにかく、カネ、カネ、カネーーー!
お金は人を助けもするし、翻弄もする。幼少期のお金は魚の匂いがしたという著者は、貧乏生活から抜け出すためにイラストレーターとして稼ぐことを目指す。お金を手にすることは自由を得ることだと信じていたのに、待っていたのはギャンブル地獄だった―。ドラマ化もされた感動のエッセイ集が、お金の真実の姿を教えてくれる。
58起業する!
苦悩の果ての「社会起業家」という仕事
まだ「社会起業家」という職業が日本で浸透していない頃、著者は「フローレンス」という病児保育のためのNPOを”起業”する。起業=儲けるという認識が主だった時代に、「社会をよくする」ためのビジネスに乗り出す。若きソーシャル・アントレプレナーが、大いなる挫折を乗り越えて花開くまでの汗と涙と感動の物語。
59未来の働き方
このヤバイ経営者に注目せよ!
「人類に救済が必要だ」と本気で考えているのが、破格の経営者イーロン・マスクだ。幼少時代は学校の図書館の本を全部読み、27歳でシリコンバレーのIT長者、電子決済サービス・ペイパルの原型を生み出し、31歳で宇宙事業に参入、テスラ社で自動運転事業も手がける。いまでは火星移住を本気で計画中だ。こういうヤバイ天才が人類を先導していく。
600円でだって生きられる
東京では1円もかけず暮らせる!?
ある日隅田川沿いのブルーシートハウス群で著者はオジさんに出会う。鈴木さんと名乗るオジさんはいわゆる「ホームレス」。そこではテレビも見れるし、焼酎も飲める。でも1円もかからないのだ。驚いた著者はその生活に密着する。立派な「家」に住む彼らから、建築とは何かを突きつけられ、まったく新しい建築論が誕生した。