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10年後、後悔しないための自分の道の選び方 Starting your beautiful life
ボブ・トビン/著 矢島麻里子/訳

若すぎるという常識は通用しない

後悔しない人生の送り方がこの本の主題だ。著者は慶応大学でキャリア相談を担当し、数々の悩みに寄り添ってきた。「若すぎるなんてことはない」「早く決断するクセをつけなさい」。大学生やビジネスマンへのメッセージだが、それは高校生にも当てはまる。もはやいい大学、いい会社がゴールの時代ではない。自分の幸せの求め方は多様でいいのだ。

「未来の働き方」の他の本

このヤバイ経営者に注目せよ!
イーロン・マスク 未来を創る男
もう頑張りすぎるのは終わり
次の時代を、先に生きる。 まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ

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56お金の授業

とにかく、カネ、カネ、カネーーー!

お金は人を助けもするし、翻弄もする。幼少期のお金は魚の匂いがしたという著者は、貧乏生活から抜け出すためにイラストレーターとして稼ぐことを目指す。お金を手にすることは自由を得ることだと信じていたのに、待っていたのはギャンブル地獄だった―。ドラマ化もされた感動のエッセイ集が、お金の真実の姿を教えてくれる。

57一攫千金の夢

ギャンブル必勝の公式が存在する!?

数学者は時に株や賭け事で勝つ方法を導き出す。統計や確率論を究めた者たちの習性なのかもしれない。本書はギャンブルで勝つ方法を導き出した「ケリー基準」についての本だ。眉唾かもしれないが、情報理論も金融工学も高等数学も登場する。賭けに勝つためにはそれなりの学びが必要なのだ。

58起業する!

苦悩の果ての「社会起業家」という仕事

まだ「社会起業家」という職業が日本で浸透していない頃、著者は「フローレンス」という病児保育のためのNPOを”起業”する。起業=儲けるという認識が主だった時代に、「社会をよくする」ためのビジネスに乗り出す。若きソーシャル・アントレプレナーが、大いなる挫折を乗り越えて花開くまでの汗と涙と感動の物語。

600円でだって生きられる

東京では1円もかけず暮らせる!?

ある日隅田川沿いのブルーシートハウス群で著者はオジさんに出会う。鈴木さんと名乗るオジさんはいわゆる「ホームレス」。そこではテレビも見れるし、焼酎も飲める。でも1円もかからないのだ。驚いた著者はその生活に密着する。立派な「家」に住む彼らから、建築とは何かを突きつけられ、まったく新しい建築論が誕生した。

61働きたくない!

どんなスピードで人生を送りたい?

生活減速者を「ダウンシフターズ」と命名した著者は、働きすぎない生活の実践者だ。6坪の呑み屋で気ままに生活。年収は下がっても、幸せは増えた。円ではなく、縁を大事にする。半農半Xも実践する。小さく自営し、人と交流し、やりたいことをする。人が幸せに暮らすために、必ずしもたくさんのお金と時間は必要ではない。