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火の科学 エネルギー・神・鉄から錬金術まで
西野順也/著

火は恐い? それとも便利?

人類にとって火とは何だったのか? 信仰された火、武器になった火、蒸気機関や原子力に発展した火、照明や暖房など、生活を向上させた火、土器や金属精錬の技術に使われた火…。そもそも人間がどのようにして火を利用するようになったのか? 先史時代に遡って考えると、現代のエネルギー問題が見えてくる。

「エネルギーが足りない」の他の本

100年後も見据えたエネルギーを!
エネルギー問題入門 カリフォルニア大学バークレー校特別講義
誰かが始めないとヤバイ!
エネルギーの世界を変える。22人の仕事 事業・政策・研究の先駆者たち

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30森で暮らす

200年前の暮らしの手本

アメリカの作家・ソロー(1817~62)は、27歳で森に移り住み、その経験から学んだすべて、見えてきた世界すべてをこの本に書いた。森に入って家を建て、畑を作り、読書し、毎日数時間歩く。ナチュラルに生きるとは?本当の贅沢とは?200年の時を経て、いまの時代だからこそ読みたくなる暮らしの手本。

31海から生命が生まれる

地球ではなく"海"球の世界をめぐる

海の水はどこから来たのか? 生命の始まりは? プランクトンと海流、多様な海の生物、人類未踏の深海、人と海とのかかわりまで、美しい写真と科学エッセイが「海の星」の姿を描き出す。地球から海がなくなったら、生物は生きていけない。7割が海でできている地球は、”海”球と呼んでもいい。深遠な海の世界をめぐろう。

32いのちとエコロジー

地球上で最後の一人になったら?

人類は地球を壊してしまった。その原因は人口の増加と産業が盛んになりすぎたこと。いつかは最後の一人になるときがやってくるかもしれない。その危機感をもって環境に向き合うことを著者は強調する。紙おむつの何が問題か、なぜ原子力発電に反対なのか。環境の本当の意味に迫る。まだ間に合う。

33時代はウンコへ

信念をもってノグソしよう!

人が自然と共生するにはノグソが最も良い。人のウンコは獣や虫などに食べられ、カビやバクテリアに分解されれば土の養分になって、最後は草木を育てるからだ。日々ノグソに勤しむ著者は体験から得たリアルな知識も膨大。正しいノグソの仕方、お尻をふく葉っぱ図鑑は完全オリジナル。明日からのノグソライフにどうぞ。

34農業をつなぐ

放送作家が見つけた野菜の物語

関西の大人気番組「ちちんぷいぷい」の放送作家である著者は取材で農家を訪れてから野菜の隠れた物語に驚愕する。キャベツの芯の甘さ、新品種改良の苦労、農業女子100人プロジェクト・・・。野菜の奥にはたくさんの物語が溢れていた。本書は農業で生きて行く!と決めた人たちのリアルに迫る。困難を乗り越え、チャレンジする農家さんに出会えば、野菜がもっとおいしく感じられるはず。

35世界から食糧がなくなる前に

食からみた世界史の授業

人類は食べないと滅びてしまう。人類史はすなわち食の歴史だ。人類は火を使えるようになり、調理を覚える。煮たり焼いたりする。儀式にも使う。豚や牛を家畜にもする。農業で土地を耕す。交易する。どんどん食は発展していき、産業化を起こす。本書は8つの食の革命を切り口に、人類の歴史をひも解く。世界史もこうやって見ると面白い!