現在はトリマーのリーダーとして、店舗の後輩たちに仕事を教えながら私自身もトリミングを担当し、ペットホテルの受け入れや管理も行っています。他には売場対応にも携わるなど、幅広く仕事をしています。業務のほとんどが大好きな動物に関わることなので、毎日が本当に楽しいです!リーダーは責任が重く大変ですが、職場は私のやり方や意見を尊重してくださり、また後輩たちからは「高田さんの教え方はわかりやすい」と言ってもらえるので、日々の仕事を通じて自分自身の成長を感じることができます。飼い主さまにとっては大事な愛犬を任せることになるので、安心して預けられて、どんなわんちゃんでもなついてくれる存在になることが目標です。
子どもの頃に行ったペットショップで、かわいいわんちゃんをもっとかわいくトリミングし、飼い主さまに喜ばれているトリマーさんの姿を見て、この仕事に憧れました。私自身、人と接することも好きなので、トリマーさんが飼い主さまとコミュニケーションを取っている姿に魅力を感じました。北海道どうぶつ・医療専門学校では、一般の方のわんちゃんをモデル犬としてトリミングさせてもらう実習がありました。飼い主さまとしっかりコミュニケーションを取り、でき上がったわんちゃんの姿を見て「今までで一番かわいい!」と喜んでくれた経験の積み重ねが「もっと飼い主さまに喜んでいただけるトリマーになろう」というモチベーションになりました。
学内犬やモデル犬と行う授業でいろいろな犬種、毛質、性格のわんちゃんに対してトリミング経験を積めるのが、この学校の魅力です。入学して1ヶ月後には、2人で1頭のトリミングを任せられるほど多くの実習を受けられたので、自然と技術が身につきました。看護やしつけ、犬舎清掃などの基礎をきちんと学べたのは、就職してからも飼い主さまからの相談に簡単なアドバイスをするのにも役立っています。「トリマーの仕事はコミュニケーション」だと思っているので、モデル犬の実習で一般の飼い主さまと接する経験が積めたことも自分の成長につながりました。
コメリパワー札幌発寒店 ペットアミ札幌発寒店 勤務/ペット学科 トリマー専攻/2022年卒/子どもの頃から動物が大好きで家でペットを飼いたかったという高田さん。「でも父が転勤の多い仕事だったので家で飼うことができず、家族で買い物に出かけたときに、ペットショップに連れていってもらうのが楽しみでした。そのときにトリマーの仕事を見て、憧れを抱いたんです」。その後、中学生のときに専門学校の見学という行事で、偶然トリマーの養成学校に伺う機会があったそう。「実際のわんちゃんを使ったトリミングの授業を見て、“トリマーになりたい”と決意しました」(高田さん)