フレアバーテンダーとして、式場やバーのイベント等をメインにお客様にボトルやシェーカー、グラスなどを用いたパフォーマンスをしながらカクテルを作っています。大切な日にパフォーマンスをして、式やイベントを盛り上げ、新郎新婦やゲストの方にお礼を言っていただけるのはとてもやりがいがあります。 また、フレア(flair) は主に「自己表現」と訳されており、バーテンダーがフレアを覚えると圧倒的に接客の幅、カクテルメイクの技術の幅が広がります。フレアの練習では手や指を怪我することが多いのですが、できなかった技ができるようになったときの達成感は大きく、スポーツのような感覚で楽しめるのでそれも魅力ですね。
フレアバーテンダーという職業との出会いは専門学校卒業後でした。大阪の難波にあるバーで働き始めた際に、フレアバーテンダーである店長のパフォーマンスを見て、カクテルを作る過程でこんなに人を喜ばせることができるのだと感動したのがこの仕事を目指したきっかけです。専門学校には、こういう仕事がしたい、専門的な知識や技術を学びたいという人はもちろん、自分の好きなことを見つけたいという人も入学してきます。明確な目標がある人も模索中の人も、在学中は同じ学科の人や他学科の人、先生たちと仲良くなって自分の世界を広げましょう。そして進みたい道を見つけてください。
在学中は、バーテンダーとしての技術はもちろんのこと、ホテル業界のこと、そして宿泊・宴会・料飲などホテル業務全般やサービスマナーなどを学びました。こうした知識・技能や接客スキル、学内外での実習経験は、卒業後、バーテンダーとしての仕事にも役立っています。また、ホテルなど観光業界での経験豊富な先生方や、観光業界を目指すたくさんの人と知り合えて、多くの方からいろいろな刺激をもらえたことも、フレアバーテンダーとして活動するうえでプラスになっていると思います。
フリーランス/ホテル学科 レストラン&バーコース(2024年4月よりレストラン・カフェバーコースに名称変更)/2010年卒// ホテル学科でホテル業務全般の知識や、バーテンダーとしての技術などを身に付ける。卒業後、勤務先であるバーの店長のパフォーマンスを見たのをきっかけにフレアバーテンダー(Flair Bartender:ボトルやシェーカー、グラスなどを用いたパフォーマンスでオリジナルカクテルを作り、提供するバーテンダー)を目指すことに。以後、研鑽を積み、フレアバーテンダー新人戦「ANFA FRESH FLAIR 2018」優勝、全国大会「Central Japan Flair Cup 2023」優勝などの成績に輝く。現在は、式場などでのパフォーマンスをメインに活躍中。