保育士の仕事のやりがいは、何と言ってもこども達の成長を感じ、ともに喜び合えることだと思います。ときにはご両親よりも早く「成長の瞬間」に遭遇できることもあるんですよ。「しおりせんせー!」と可愛い笑顔で駆け寄ってきてくれると言葉にならないほど嬉しいですし、どんな姿も愛おしく思います。「保育士はこどもが好きなだけではやっていけない」という厳しい言葉もありますが、「こどもが好きなこと」は保育士の基本。こどもが好きじゃないとできない仕事ですし、こどもが好きだからこそやりがいを持てる仕事だと思います。それに、こどもが持つパワーって本当に素晴らしい!私もいつもこども達から大きなパワーをもらっています。
自分がこどもの頃通っていた保育園の先生が大好きでした。私も大人になったら先生のように優しくてこども達や保護者の気持ちに寄り添える保育士になりたいと思うようになり、本気で保育士を目指すことに決めました。沖縄こども専門学校を選んだのは、2年間で保育士と幼稚園教諭免許の両方が取得できるカリキュラムが整っていたから。姉妹校のパンフレットやネット情報も参考になりましたが、何よりも役に立ったのはオープンキャンパスです。実際に学校を見ると雰囲気がよくわかりますし、疑問や不安なことがあれば先輩や先生に直接質問できます。皆さんも、気になる学校が見つかったら必ずオープンキャンパスに足を運んでくださいね!
オープンキャンパスに参加した際、就職活動へのサポートがとても充実しているとの話を聞き、それが入学の決め手のひとつになったのですが、本当にその通りの学校でした。就職活動中はなかなか先が見えずとても不安で悩むこともたくさんありましたが、そんなときに、先生方からの何気ない一言や実践的なアドバイスが心の支えになりました。専門学校で学んだことは全て仕事につながっています。日々こども達と接するなかで、思うような保育ができないことも多々ありますが、授業で学んだことや、先生方から頂いたアドバイスをふと思い出し、視点を変えてこども達と関わりを持ってみると、うまくいったりするんです。
社会福祉法人ゆたか福祉会 ゆたかベビーガーデン 勤務/保育科 /2019年3月卒/沖縄こども専門学校卒業後、沖縄県豊見市内にある事業所内保育園「ゆたかベビーガーデン」に入職。「まだまだ未熟な点はたくさんありますが、ゆたか福祉会のスタッフ目標である、”もっと笑顔で やさしく ゆっくり ていねいに”を軸に、こども達1人ひとりの気持ちを大切に、こどもも保護者も笑顔で安心して過ごせる保育をしていきたいです」