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CADオペレーターの1日のスケジュール

CADオペレーターの1日のスケジュール

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コツコツ地道に作業を進めていくイメージを連想しがちなCADオペレーターですが、実務経験を積むうち、建築士、インテリアコーディネーター、設計士との打ち合わせに参加して、現場に足を運ぶこともあります。ここでは、CADオペレーターの仕事の概要と、一日の仕事の流れを見ていきましょう。

CADオペレーターの一日の仕事の流れ

CADオペレーターの一日の仕事の流れ

ここでは店舗、ホテル、オフィス、住宅のインテリアデザインなどを手がけるCADオペレーターの一日を見ていきましょう。
8:30~
始業、メールチェック
9:00~
一日の仕事の流れの確認ミーティング
現在進行中の図面の進捗(進み具合)状況や、その日に締め切りについて確認します
9:45~12:00
CADソフトで図面作成
12:00~13:00
ランチタイム
13:00~
午前中に引き続き、CADソフトで図面作成
15:00~
お客様、設計士と新規プロジェクトのミーティング
15:30~
チームスタッフとのミーティングに参加し、プロジェクトの進み具合を確認
16:00
締め切りの図面をデザイナーに提出
17:00~
建築士から指示されたデザイン変更に基づき、図面データの修正作業
18:00~
複数の締め切りや提出日を控えている場合は、20時、21時まで残業することも
19:00
帰社

CADオペレーターの仕事の概要

Computer Aided Designを略した「CAD」ソフトには、AutoCAD、二次元CAD、三次元CADなどの多様な仕様があります。また、建築、工業デザイン、機械工学、食品、アパレル、家電、ジュエリーなどのジャンルや企業によっても使用するCADソフトは異なります。こうした点から、CADオペレーターの役割や業務内容は、会社やジャンルによって大きく異なることを最初に理解しておきましょう。
例えば、建築関連企業に勤めるCADオペレーターが店舗の改装プロジェクトに参加した場合、インテリアコーディネーターや設計士から指示された内容に沿って、CADオペレーターは図形やパース(建物の外観や室内を立体的な絵にしたもの)で完成イメージを描き、CADソフト上で基本設計図を作成していきます。そのため、その会社で使用しているCADソフトの操作を覚えることが、最初に求められるスキル(能力・知識)です。
また、一日中オフィスのデスクでパソコンに向かってコツコツ地道に作業を進めていくイメージがあるCADオペレーターですが、大きな案件(依頼業務)を担当したときは、複数のCADオペレーターがチームになって仕事を進めることも少なくありません。さらに、お客様や建築士、インテリアコーディネーター、設計士との打ち合わせに参加することもありますし、現場に足を運んで建物周囲の状況や、図面からはわかりにくい点を自分の目で確認することもあります。そのほか、ホテルの大規模改装プロジェクトなどでは、エントランス、ロビー、宴会場などを複数のCADオペレーターで業務分担するため、実績を積んだCADオペレーターは、基本設計チームのリーダーを任させることもあります。
このように、CADオペレーターは単にCADソフトが操作できればよいわけではなく、お客様はもちろん、スタッフと円滑に意思疎通を図れるコミュニケーション力や、締め切りを守るためのスケジュール管理力や責任力、お客様が求める完成イメージを的確に作成する創造力などが求められます。

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