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カイロプラクターは国家資格のない職業といっても、人の健康をサポートする仕事なので、最低限の基礎医学の知識は必要なので軽い気持ちでできるものではないでしょう。医療や健康への興味や専門的な技術がなければ、身体に影響を及ぼす深刻なトラブルにつながりかねません。施術を受けに来てくれた来院者と向き合い、要望に寄り添って対応する誠実さが求められます。また、手技は日々進歩していくものなので、医療や健康に興味をもち、最新の研究論文などを読み、セミナーや講習会などで新たなスキルを学んでいく姿勢も重要になるようです。近年はプロスポーツ界でカイロプラクティックが採り入れられる事例もあるため、スポーツに携わりたい人にもマッチした職業といえるでしょう。
「人を助けたい」という思い
施術を通して、人の健康維持やパフォーマンスの向上をサポートするカイロプラクターには、「人を助けたい」「人の悩みを解決してあげたい」という思いが必要不可欠といえます。この思いがないと、施術を受けに来た来院者の話をしっかりと聞くこと、日々技術を高めていくことにつながらないでしょう。また、思いを抱くだけでなく、それを実行に移せる力も大切な適性といえます。
医療・健康分野への興味
手技療法(脊椎アジャストメント)によって体の調子を整えることを目指すカイロプラクターは、医療や健康に関係する職業です。医療・健康分野への関心は必須ですし、実際に体を触り、関節や筋肉、神経の状態を確認しながら施術を行っていくので、体の機能や構造に対する興味がないと、知識や技術を身につけていくのが困難になってしまうでしょう。医療やカイロプラクティックの技術は日々進歩しているため、積極的に新たな知識を習得していく好奇心も重要になるといえそうです。
スポーツ分野への興味
近年、スポーツ界ではカイロプラクティックが注目されていて、国際的な大会などでカイロプラクターがアスリートに帯同するケースが多く見られるようになってきています。薬や手術を用いないカイロプラクティックはドーピングに引っかからない施術ということから、アスリートに非常にマッチしたケア法のひとつとなっているのです。スポーツに興味があり、仕事で携わりたいという人にとって、カイロプラクターは選択肢のひとつとなるでしょう。
傾聴力・コミュニケーション能力
カイロプラクターは、ただ施術をすればいいわけではありません。施術を受けに来た来院者の話を聞き、どのような悩みを抱いているか、体のどの部分に不調を感じているかといったことを読み取っていくのも仕事のひとつです。話を聞き体の状態を見ていく作業は、施術の方針を決めるうえでも重要な工程です。そのため、人の話を聞く力やコミュニケーション能力が優れていると、信頼されるカイロプラクターになれる可能性が高いといえるでしょう。