
「文学」の枠組みを広く捉え、映画やテレビドラマ、アニメ、マンガなどの大衆文化も対象に研究しています。特に、戦時中の日本と朝鮮の映画における女優たちを比較し、「映画と戦争」「映画と時代」というテーマに取り組んできました。
自由が制限された時代ほど、人の思いは表現によりにじみ出るものです。物語に込められたメッセージは、その時代の人々の欲望や愚かしさ、そして力強さを代弁し、時に私たちを救ってくれます。
皆さんが好きな作品には、日本人が何を投影してきたのか、そして自分の中の何が物語られているのか。自身の「好き」を深く問い続け、掘り下げていく面白さを伝えています。

時代背景とともに映画を掘り下げてきた李 准教授
李先生の授業では、映画を単なる娯楽ではなく、学問の対象として捉えるための基礎理論や分析手法を学びます。1年次から多様な作品に触れ、2・3年次にはより高度な考察へと進みます。
「自分とも向き合う、難しいけれど一番成長できる授業です」と先生が語るように、学生は自分の好きな映画やアニメなどをテーマに選び、その作品が自分や社会にとって何を意味するのかを徹底的に考え抜きます。卒業論文に向けて、じっくりと自分のテーマを深められる環境です。

映画を通じて、学生の成長を手助けしてくれる授業を展開する
純文学、アニメ、マンガ……。あなたが好きな「物語」を探究することで、自分自身や世界への理解はより確かなものになります。「好き」を究める喜びを、一緒に分かち合いましょう。

大学受験のための模擬試験中、問題で出ていたドラマの脚本に感動し「涙をこらえきれなかった」と李 准教授
専門は映像文化、日本映画史、大衆文化。韓国・ソウル出身。東北大学大学院国際文化研究科博士後期課程修了。戦時中の日本・朝鮮映画における女優表象の比較研究を経て、現在は映画やドラマ、アニメなどを対象に、作品に込められたメッセージや時代背景を読み解く指導を行っている。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



