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私立大学/東京・埼玉

アトミガクエンジョシダイガク

こんな先生・教授から学べます

ファッション誌から時代をひもとく先生

日本文化学
文学部 現代文化表現学科
富川 淳子教授
先生の取組み内容

女性ファッション誌の「おしゃれスナップ特集」。今ではSNSでも人気の企画ですが、いつ頃、なぜ始まったと思いますか?『アンアン』がこのおしゃれスナップ特集を企画したのは1983年のことです。80年代はDCブランドブームによって、センスのいいデザインの洋服が大量生産されるようになりました。また、地方都市にもファッションビルが建ち、今まで東京でしか手に入らなかったおしゃれな洋服が全国で買えるようになり、地域によるファッション格差がなくなってきた時代になったからです。そんな背景を知ると、読者に身近で真似しやすい、おしゃれな一般人を紹介するスナップ特集が人気となったのもうなずけます。“雑誌は時代の鏡”。雑誌の誌面からは、社会や産業の動き、文化や価値観の変化など様々なものが見えてきます。

授業やゼミでは、編集長として長年多くの雑誌の現場を見てきた時のエピソードも交え、指導しています

授業・ゼミの雰囲気

学生×プロのクリエイターで雑誌『Visions』をまるごと制作!一流の人達と仕事をすることが大きな自信に

富川教授が指導する「ライティング特殊演習(編集)」の授業では、学科報『Visions』を制作。企画、ラフ制作、デザイン打合せ、取材・撮影、執筆、原稿チェック、入稿まで、すべてを学生が行います。プロのグラフィックデザイナーやカメラマンとの打合せなど、学生は初めてのことばかりで悪戦苦闘しますが、なぜこの工程が必要なのか、プロの仕事とはどんなものか、見て・考えて・行動することで成長していくといいます。全20ページの雑誌がようやく完成し、手にした時の達成感は、きっとその後の大きな自信になるはずです。

2021年度版の『Visions』は、世界が注目するファッション展を作った13人にインタビューしました

キミへのメッセージ

「好きなこと」から大学を選んでもいい!跡見で知性と自信をつけてほしい

何がしたいか分からない人も多いかもしれませんが、自分が好きなものを入口に大学を選ぶのもいいと思います。跡見での4年間で自分で考える力を磨き、困難をしなやかに乗り越えていく女性になってほしいと思います。

雑誌に紹介されていたお店にはすぐ行かないと気がすまない、好奇心旺盛な10代だったという富川教授

富川 淳子教授

専門:モード文化、現代ファッション、雑誌文化
上智大学法学部卒。法政大学大学院経営学研究科修士課程修了。
フリーライターを経て、1990年マガジンハウス入社。ブルータス副編集長、ハナコ編集長、アンアン編集長を歴任後、2003年ぴあ入社。インビテーション編集長兼カラフル編集長。その後も男性向けハイエンドファッション誌などの編集長を歴任。2010年より現職。雑誌編集の現場で得たのものを学生へと伝えている。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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