アジアで新幹線を実現する
理工学部 交通システム工学科 教授 福田 敦
現在、アジアの多くの国で高速鉄道導入に関心が集まっています。インドでは、既に日本の新幹線の導入が進められていますがタイやマレーシアでも検討が進められています。新幹線の導入においては、路線や構造などの検討に加え、その需要や経済的なインパクトの推計など、様々な検討を行う必要があります。私の研究室では、英国などで取り入れられている集積効果の考え方を取り入れて、現在タイで検討されている新幹線の導入による集積効果の推計などを行っています。