マツダのサービスエンジニアとして、お客様の車の点検整備や車検をしています。お客様の車の整備内容をわかりやすく適切にアドバイスしたり、ご用命に合わせて整備し、ご満足いただけた時にとてもやりがいを感じています。車の不具合は事故につながるので、そこはミスなく正確に整備するということを大切にしています。最近は仕事の後輩もでき、教える立場にもなったので、仕事への向き合い方も変わってきました。教える立場もなかなか楽しいと感じているので、仕事面においても人間的にも頼られる存在になれればと思います。
幼い頃から物を分解したり組上げたりして制作することが好きで、小さい電車を旋盤を使って一から作ったりしていました。車も好きでしたので、車のゲームとか漫画などに影響を受けて、いつかは車に関する仕事に就きたいと思っていました。工業系の高校へ通っていた頃に自動車整備士という職業があることを知り、興味を持ちました。専門学校を選ぶ際には、課外活動(例えば、自分の車を持ち込んで、修理したり改造したりできるかどうかということ)など自分がやりたいことをどれだけやらせてもらえるのかで選びました。また、自動車業界はこの先もなくならないと思ったので、安定した職であることも決め手でした。
学生時代は部活動でレース部に所属し、耐久レースでドライバーをやっていました。当時はレース車両を直したり作ったりして、みんなで制作していました。レースには4年間ずっと参加し、部長も務めました。現場ではクラッシュもありますので、突発的に修理をしなきゃいけない現場の対応力が磨かれましたし、チームワークの大切さを学びました。印象に残っているのは、整備の部門の他に鈑金の部門の先生とも仲良かったので、学科を超えて協力できていたことです。積極的にコミュニケーション取っていましたね。学校のイベントにはほとんど出ていたので、青春というか、とても楽しい学生生活を過ごしました。
株式会社関東マツダ 花小金井店 サービスエンジニア/一級自動車整備科/2016年3月卒/子供の頃から車が好きだったという渡部さん。高校生の頃にはかなり具体的に職業として自動車整備士を目指していたという。学生時代はレース部に属し、4年間ずっと耐久レースに参加したエピソードや、学校のイベントでの出来事などを楽しそうに話してくれた。「当時は先生方とも仲が良く、学科を超えて学校生活もかなり楽しんでいたので、充実した青春でした。」と語ってくれた。現在は自動車検査員の資格取得に向けて頑張っているとのこと。後輩も2人でき、教える立場になった今は、頼られる存在になりたいと話してくれた。