
果物には人を瞬時に笑顔にする不思議な力があります。私の専門分野であるフルーツカッティングやフルーツアートは、ただ果物を切り分ける技術ではなく、「おもてなしの心」を形にして食卓をエンターテイメントの舞台へと変える魔法です。調理師にとって料理の美味しさを追求することはもちろんですが、見た目の麗しさや香りのバリエーションなどにより感動を提供することは必須のスキルであり、果物という多種多様かつ自然の色と形を持つ素材を扱うことは、調理師として感性を磨く最高の訓練になります。私は、学生たちがこの特別な技術を身につけることで、お客さまの記憶に残るプロフェッショナルとなり、食の業界をさらに豊かなものにしてくれると信じていますし、私が果物に抱く情熱も授業を通して未来の調理師たちに伝えたいと思っています。

フルーツカッティングの魅力と可能性を多くの学生に伝えたいという熱い思いを持って指導しています
フルーツカッティングの授業は、最高の感動を提供するための旬の見極め方や品種ごとの特性、最適な保存法など、果物の基礎知識と「選び方」を徹底指導。実習ではリンゴの「リーフカッティング」などの繊細な技術を実践的に学ぶ。基礎では、形、器の調和を意識した「魅せるプレゼンテーション」として、皿の上に立体的な景色を描く技術が解説される。学生からは「果物の食べ頃の知識が身についた」「さまざまなカッティングの技術が学べた」「先生の優しい指導のおかげで楽しく学べた」などの声が寄せられる人気授業となっている。

果物の魅力を最大限に引き立てる技を学びながら「食を創造する芸術家」という視点も養っていく授業
これが好きだと思っていることがあれば、それがあなたの才能です。好きなことでなければ長続きしないので、その才能を仕事にしてください。そして、これだけは他の人に負けないというものを身につけましょう。

「見て楽しみ、香りを楽しみ、最後に食べて楽しむ“果物の魅力”を多くの方に知ってほしいと思っています」
専門:フルーツカッティング
留学先の米国でフルーツに魅了され、世界中を巡りフルーツカッティングの技術を習得。帰国後、新宿調理師専門学校に入学。卒業後、(株)タカノフルーツパーラーに入社。2002年、フルーツパーラー「サンフルール」をOpen。2012年には「フルーツアカデミー(R)」を開講。「フルーツ&ベジタブルカッティング(旭屋出版)」、「フルーツカッティング DVD付き(講談社)」他、著書多数。フルーツアーティスト(R)。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



