私の地元である沖縄県の宮古島で、幼い頃から憧れていた救急救命士となり、今は「島を守る」という使命感を持って、日々働いています。所属する宮古島市消防本部には、実は東洋医療専門学校の卒業生が私を含めて6名在籍しています。同じ学校で、同じことを学び、熱い想いを持った先輩や後輩とともに、専門知識や救命スキルを活かして、身近な人の命を守り、そして生まれ育った島を守る仕事ができることは、大きなやりがいを感じますね。救急救命士は、人の生死に関わり、大きな責任も伴う仕事ですが、人命救助のスペシャリストという誇りを胸に今後も多くの人の役に立ちたいと思っています。
私が生まれ育った宮古島は、どこに居ても救急車の音が聞こえる程、小さな島です。そのため私は小さい頃から救急隊員の活躍を身近に感じていました。そんな環境もあって、気がつけば「島を守る救急隊員になりたい」という夢を持つようになったんです。救急救命士の国家資格を取得する学校を探す中で、この島の先輩たちもたくさん卒業している東洋医療専門学校のことを知りました。学校は宮古島からは遠く離れていましたが、「どうせ島を出るなら、大きな街で学んでみたい」という想いを抱いて、進学する決意をしました。
東洋医療専門学校では、現場経験豊富な先生から実践的に学ぶ演習が非常に多かったのが印象深く、そこで学んだことの全てが今の現場で活かせています。救急救命の現場では、本当に色んな場面に直面するのですが、そのたびに「この場合は、学校で学んだあの方法でいける」と感じることが多く、「この学校で学んで良かったな」と思うことは多いです。また、大阪での生活を通して、価値観や人生観も大きく変わったことも良かったと思いますし、全国から集まった学生と交流する中で視野も広がりました。学校で同じ夢を持つ仲間とともに過ごした時間は、今の私にとって大きな財産になっています。
沖縄県 宮古島市消防本部勤務/救急救命士学科/2011年卒/小さい頃からの憧れだった救急救命士になるため、強い意志を持って地元の沖縄・宮古島を出て、大阪にある東洋医療専門学校に入学した下地さん。学生時代は、現場経験豊富な先生から、実践的な指導を受けてスペシャリストとしての力を付けていった。現在は、地元の宮古島市消防本部で救急救命士としての誇りと熱い想いを胸に、命を救う仕事に携わっている。