注文住宅をメインに、福祉施設や事務所、旅館などの設計施工を行う会社で、住宅設計業務を担当しています。日頃から心がけているのは、情報収集を怠らないこと。なぜなら、自分の知識や技術のすべてがお客さまへ提案するプランに反映されるからです。そのためにも、気になることはすぐに上司に質問したり、社内にあるたくさんの資料に目を通したりしています。この仕事でやりがいを感じるのは、自分が設計した住宅をお客さまに引き渡したときです。お客さまも自分自身も納得いく仕上がりで引き渡しが行えると、今まで大変だったこともすべて吹き飛んでしまいます。これからも、お客さまに感謝していただけるような提案を目指していきたいです。
学生時代には、実際に建築業界で働く講師の先生から指導をしてもらいました。在学中に二級建築士の資格取得を目指せるカリキュラムが組まれていたので、資格取得に向けて製図の練習などに力を入れていましたね。また同級生同士はみんな仲が良く、勉強でもわからないところは教え合いながら効率的にこなしました。同じ業界をめざす仲間と一緒に過ごした充実した日々は、今でも心に残っています。卒業後、現場で働いて感じるのは、学校で学んだ知識や技術を活かせているということ。群馬日建工科専門学校で学んで本当に良かったです。そして在学中に取得した二級建築士の資格は、お客さまの安心につながっていると感じています。
この学校の良さは、建築について基礎から学べて最終的に二級建築士の資格を取得できるところです。オープンキャンパスに参加した際には、自分が将来どうなりたいのか、どのような職種につけるのかをイメージしてみてください。私自身は、実際に在校生の方々の話を聞くことで自分に合った学校探しができたように思います。学校を選ぶときは、将来なりたい人物像を考えて夢を実現できる学校かどうか見極めることが大切です。この分野で働くなら、さまざまなアイデアが必要になりますので、たくさんのことに興味を持ち、いろいろな経験をしておきましょう。きっと住宅のプランを考える上で役に立つ思います。
株式会社 翼創建/建築設計科/2019年卒/高校の課題で住宅の設計を行う機会があり、自分が考えた住宅を実際に建てたいと思ったのがきっかけでこの業界を目指した。現在は顧客担当として、住宅の設計を任せてもらえることがやりがいだと話す。学生時代の学びを活かし、常に顧客に感動してもらえるような提案を心がけている。