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建築基準法に基づいて、住宅や公共建築物など、あらゆる建物を設計し、設計図をおこします。設計には、建物の耐震性や安全性を確保するための構造設計、空調や電気、給排水などの設備を考える設備設計、間取りやデザインを考える意匠設計があり、建物をあらゆる面から総合的に設計していきます。また、設計図のとおりに作業が進むよう、建築現場で大工や左官などの人々を指揮・監督することや、役所への手続きも大切な仕事です。建築士の免許には、「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」といった種類があり、その資格ごとに設計できる建物の大きさなどに制限があります。
設計業務
設計については、大きく3つに分類されます。
○構造設計
建物には、雨や雪だけでなく、台風や地震などの災害からも人々を守る役目があります。そのため、建築物が壊れないように、建物の土台となる基礎の形式、柱や梁の太さ、鉄筋の本数などを考えたり計算したりして、建物の耐震性や安全性を確保します。
○設備設計
建物を利用する人が快適に過ごせるように、空調や電気、給排水などの設備を設計します。一般的な住宅の場合はある程度、規格化されていますが、ビルやマンションなどの大規模な建築物や公共建築物の場合は複雑になります。また、設備は日々進歩し、新しい商品が次々と出てくるので、それらの知識も更新していく必要があります。
○意匠設計
敷地条件や周辺の環境を考慮した建物の配置や形状、内部空間の間取りやデザインなどを考えます。住みやすさや実用性だけでなく、デザインの美しさや周辺環境との調和など、建物を総合的に考えて造りあげていきます。
工事監理業務
設計図どおりに造られているか工事現場を確認し、依頼主であるお客さまへの報告や、大工や左官など現場の職人へ必要な指示を出します。
手続き業務
建物を建てるにあたり、設計前に敷地のある地域の条例を調べるほか、建築許可や道路の使用許可など役所への確認申請をします。
建築士の免許の種類
◆一級建築士
延べ面積が500平方メートルを超える学校、病院、劇場、映画館、百貨店といった大型建築物など、設計できる大きさに制限がなく、あらゆる建築物の設計・工事監理を行うことができます。
◆二級建築士
「高さ16メートルかつ軒高9メートル以下」「木造の場合、延べ面積1000平方メートル以下」など、業務範囲に制限がありますが、主に戸建て住宅や小規模な店舗の設計・工事監理を行うことができます。
◆木造建築士
木造住宅を主に扱うことができる建築士です。1階または2階建て、延べ面積が300平方メートル以下の木造建築物の設計・工事監理を行うことができます。
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