
育児と仕事を両立し、やりがいを感じています
現在はセラミック製の歯の詰め物を中心に、自費治療の技工物を担当しています。保険治療のものに比べて素材が硬く割れやすいため扱いが難しく、さらに自然な色味を再現する着色など、高度な技術が求められます。その分、納得のいく形に仕上がったときの達成感は大きく、この仕事の最大の魅力だと感じています。また、産休・育休を経て復職し、現在は職場の温かいサポートのもと業務に励んでいます。納期のある仕事のため、子どもの急な体調不良など不測の事態に備え、常に効率的な段取りを意識するようになりました。育児と仕事を両立しながら、専門職としてのキャリアを歩み続けられることに、今とても大きなやりがいを感じています。
幼少期から絵を描いたり、紙とハサミで工作したりと、ものづくりが好きでした。好きなことや得意なことを活かせる仕事を考えていたところ、高校の先生から歯科技工士の仕事を教えてもらい、興味を持つように。同じ歯でも一人ひとりに合わせて異なるものを作る点にものづくりとしての面白さがあり、また医療職として人の役に立てる点にも魅力を感じました。技術を習得することで、ライフステージが変わっても働き続けられることが決め手となり、歯科技工士を志しました。この会社を選んだ理由は、保険治療の技工物から経験を積み、段階的にキャリアアップできる点に惹かれたからです。また、卒業生が多く在籍していることにも安心できました。

セラミックの被せ物に色を塗る作業も行います
学生時代は、歯科技工士に求められる歯の基礎知識や技術を学びました。実際に働き始めると、学校での学びと現場の違いに驚くこともありましたが、基礎をしっかり身につけていたおかげで、日々の業務の中で学生時代に学んだ内容を改めて理解し、知識として定着していることを実感しています。特に役立っているのは、歯の形態に関する知識です。彫刻作業の授業で、32本の歯の特徴や3種類の前歯の違いなど、1本1本丁寧に教えていただきました。こうした基礎的な学びが、現在の技工物製作においても大きな支えとなっています。また、先生との距離が近く、わかるまで質問できる環境だったことも、振り返るととてもありがたかったと感じています。

同級生もいるので困った時にも心強いです

グランド・ラボ株式会社勤務/歯科技工士科 卒/2022年卒/名古屋歯科医療専門学校を卒業後、歯科技工士としてグランド・ラボ株式会社に入社。保険治療の技工物製作を経験したのち、産休・育休を経て今の部署に異動し、現在は自費治療の技工物を中心に担当している。歯科技工士として働く前は、長時間労働など厳しい勤務体制のイメージを持っていたものの、実際に働いてみると、想像していたほどではなく、職場のサポート体制や業務の進め方によって、やりがいを感じながら働けていると語る。今後は、機能性と審美性を兼ね備えた前歯の技工物製作に取り組むことが目標。技工物を通して、患者さんが笑顔で過ごせる生活を支えていきたいと話す。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



