
進化とは、生物が長い長い時間をかけて少しずつ変化していく過程です。生物が常に進歩や発展をしているわけではありません。生命科学では生物を細かく分けて調べますが、そこに進化という時間の流れを合わせて考えることで、生命の本質をより深く理解することができます。また、日常的に解釈されている進化について誤解されているところもありますので、授業で進化について正しい知識を身につけてもらいます。遺伝子やゲノムには、その生物がこれまでたどってきた歴史の痕跡が残されています。DNAは時間が経つと少しずつ変化しますので、近い仲間の生物ほど遺伝子は似て、遠い生物ほど異なっています。こうした情報を利用して、現在では化石や形だけでなく、遺伝子情報の解析から進化を調べる研究が主流になっています。

系統樹という図(写真右上)から哺乳類2億年の解読にチャレンジ
進化生物学では、生物の進化をテーマに、生命の起源や生物の大量絶滅、ヒトの進化など、地球の長い歴史の中で起こった出来事を学びます。自然選択や中立進化といった進化の仕組みを解説し、生き物の姿かたちを大きく変えた、遺伝子レベルの要因も考察します。また、人類の遠い祖先のDNAから明らかになった、最新の知見も紹介。進化は「進歩」だけを意味するものではなく、時間とともに変化することそのものだという正しい考え方を学び、さまざまな話題と関連づけながら理解を深める内容です。

地球儀!?生物の進化を考えるときに地球のことがヒントになることも
進化や古生物といったテーマに少しでも興味があり、より幅広い分野へ学びを広げたい人に向いています。先生との距離が近く、相談しやすい環境のため、手厚いサポートを受けながら安心して学ぶことができます。

進化生物学を担当している大島先生
大島先生は「分子進化学」や「再生ゲノム学」が専門で、実験とデータサイエンスの二刀流です。進化生物学の授業では、「生命の起源から古生物、ヒトの進化まで」幅広い話題を提供。遺伝子やゲノムの大量情報にデータサイエンスで迫ることで見えてきた最新の話題も紹介!様々な学習内容の関連性を意識でき、多角的・領域横断的な視点を育むことを目指します。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



