もともと子どもが大好きで、子どもと関わる仕事がしたいと思っていました。中高時代の職場体験で保育士の仕事を経験したことで、保育の仕事に興味を持ち、仙台こども専門学校に進みました。現在は保育士として1歳児クラス12名の乳児を担当しています。日々子どもの成長を実感できることが、仕事の一番のやりがいです。おしゃべりが上手にできるようになったり、ズボンや靴下がはけるようになったり…。自宅よりも園で先にできるようになることも多いんですよ。先日も保護者の方に「ズボンと靴下は自分ではいていますよ」と伝えたところ、びっくりされていました。こうして保護者の方々とも、子どもの成長を共有できることも嬉しいです。
学校を選ぶ際、真っ先に資料を取り寄せたのが仙台こども専門学校でした。駅からも近くて通いやすそうだと思い、早速オープンキャンパスや説明会に参加しました。雰囲気がとてもよく「ここに入ろう!」と即決です。3年次に「こども心理コース」を選んだのは、もともと心理学に興味があったことと、1・2年次に受けた心理系の授業が面白かったからです。就職活動では、どの保育園がよいのかなかなか決められず悩んだのですが、先生方や友人に相談しながら、様々な園を見学に行きました。見学すると本当にいろいろなことがわかり、園選びの貴重なヒントになりました。現在の園を選んだのも、見学で「ここは自分に合う」と実感できたからでした。
仙台こども専門学校の先生方は、本当に生徒のことをよく見ていてくださいます。就職活動をはじめ、どんなことでもすぐに担任の先生には相談できました。実は今の園は担任の先生が卒園した園で、先生から直接さまざまなアドバイスをいただけたことも、園選びの決め手のひとつでした。また、仙台こども専門学校には臨床心理士の資格を持ち、カウンセリングの仕事をしている先生もおり、いつも生徒をあたたかく見守っていてくださいました。生徒が自分からは言い出せないことに気づいて声をかけてくれたり、生徒のよいところを見つけてくれたりしました。3年間、こうした環境で安心して伸び伸び学べたことは、とても幸せなことだと思っています。
社会福祉法人 優愛会 太陽保育園 勤務/こども総合学科 こども心理コース/2017年3月卒/保育士1年目の佐藤さん。保育業務のほか書類作成などの事務を任されることも増え、充実した毎日を送っているそう。学生時代は、学内最大のイベント「三幸フェスティバル」などの委員としても活躍。「仙台こども専門学校には、生徒主体で考えて作り上げていく行事がたくさんありました。そうした経験を通して、企画力やコミュニケーション力も身についたと思います」。今後の目標は、自分なりの保育のスタイルを見い出すこと。「今は仕事をこなすことで精一杯ですが、徐々に仕事にも慣れてきています。日々努力しながら子どもたちと向き合っていきたいです」。