兵庫医科大学薬学部医療薬学科

定員数：: 150人

医系総合大学の強みを生かしたIPE（多職種連携教育）で、医療現場に貢献し、信頼される実践力をもった薬剤師を育成

学べる学問

健康科学

人々の健康増進・維持を実現するための理論と技術方を学ぶ

人々の病気を予防し、健康増進と維持のための理論と方法を研究する。栄養・運動・リラクゼーションなどの分野のほか、福祉や介護関連の科目も学ぶ。

、
医学

理論と実践を通して病気の予防・治療法を研究する

人間の命と健康を守るため、基礎医学、臨床医学、病院実習などを通してその知識と技術を学ぶ。

、
薬学

薬の作用について研究し、新治療の実現をめざす

薬学は薬に関するあらゆることを学び、研究する学問です。基礎薬学と医療薬学・臨床薬学という2つの分野に大別されます。基礎薬学では、化学物質の分析と新薬の開発を目指し、医療薬学・臨床薬学では、薬の作用、副作用についてと、薬を正しく、安全に使う方法を学びます。

、
医療技術学

医療を支えるさまざまな技術を研究し、専門家を養成する

医療を支える専門技術者を養成する。臨床検査や診療放射線、医療情報などがある。人工臓器の研究や新しい診断システムなど高度な医療技術の研究を行う大学もある。

目指せる仕事

薬剤師

薬学的知見に基づいて、生活者の健康を支える仕事

薬剤師の仕事は、薬学的な知見に基づいて薬の調剤や研究に携わり、生活者の健康を支えること。活躍の場は幅広く、薬局や病院、診療所のほかに製薬会社に勤務して薬品の研究や開発に携わる場合もある。また薬局を開業するケースもある。薬剤師は不足傾向にあり、採用は広がっている。（2024年9月更新）

、
医薬品登録販売者

薬局の店舗スタッフとして活躍。第二類、第三類医薬品を販売できる

薬局などで販売している医薬品には第一類、第二類、第三類の３種類があり、このうち第一類は薬剤師がいないと販売できない。しかし、一般的なかぜ薬など市販薬の９割以上を占める第二類、第三類は登録販売者の有資格者がいれば売ることができる。薬剤師は人材が不足していることもあり、現在は多くの薬局で登録販売者が活躍。医薬品の効能・副作用などの説明や会計などの店舗業務に従事している。６年制の大学を卒業しなければならない薬剤師に比べると資格も取りやすい。

、
製薬開発技術者・研究者

製薬会社や化粧品会社などの研究機関、大学の研究室などで製薬に関する研究や製造技術の開発・研究を行う。

製薬開発技術者は、主に製薬会社や化粧品会社などで製品の開発のための企画立案や計画を立てて製品化を実現したり、品質検査や製造工程のチェック・指導など、製造に関する技術指導・管理などを行う。製薬開発研究者は、企業をはじめとした各種研究機関や大学の研究室などで、新薬の開発のほか、素材や化学物質の基礎研究、新薬開発のための製造技術の開発・研究など、それぞれの専門分野をもとに、「製薬」に関わる新しい研究を行う。高度な専門知識を必要とするため、多くは大学院で専門の研究を経て研究者となるのが一般的。

、
医薬情報担当者（ＭＲ）

医師に薬品の情報を提供する

MRとはMedical Representativeの略で、製薬会社の営業販売をする人。医療機関に出入りし、メーカーを代表して医師らに医薬品の情報を提供したり、情報を収集する仕事。また、各研究機関への委託研究の連絡や研究発表、シンポジウムを手伝うこともある。

初年度納入金：	2024年度納入金 210万円（諸経費除く）
年限：	6年制

兵庫医科大学薬学部医療薬学科の学科の特長

薬学部医療薬学科の学ぶ内容

IPW（多職種連携協働）への対応力と、確かな実践力をもった薬のプロに: 薬剤師は、人の命にかかわる薬を取り扱う責任・知識・技能が必要とされます。6年間で薬学の基礎から臨床薬学まで深く学び、薬剤師に必要な力を養います。
また、医・薬・看護・リハビリテーション学部の4学部合同で行うIPE（多職種連携教育）でさまざまな医療専門職への深い理解と、連携力を身につけます。

第1学年次から附属の兵庫医科大学病院で、医療現場とIPE（多職種連携教育）のリアルを学ぶ: 多職種連携を学ぶ機会を第1学年次から豊富に用意しており、例えば、附属の兵庫医科大学病院で行われる「早期臨床体験実習」では、学部混成のグループで各現場を見学し、医療の全体像と薬剤師の役割を把握します。またチュートリアル学習（少人数制のグループ学習）では、多様な医療専門職者との連携を予行演習できます。

薬学部医療薬学科のカリキュラム

教員が学生一人ひとりに寄り添いながら指導する「少人数制長期密着型ゼミナール」: 1人の担当教員が1学年6名程度の学生を指導する「少人数制長期密着型ゼミナール」が、第2学年次からスタート。約30のゼミをカリキュラム外で開講しています。研究室は常にオープンされており、研究棟には学習内容の質問や進路の不安を相談できるブースも設けられているので、安心して学べる環境となっています。

薬学部医療薬学科の学生

point キャンパスライフレポート

薬学はもちろん、現場に必要不可欠な「多職種連携」を深く学べます

兵庫医科大学を選んだのは、附属の兵庫医科大学病院で実習ができることが大きな理由です。また、神戸キャンパスはすぐそばに海があり、景色がすごく綺麗でリフレッシュしやすい環境であることにも魅力を感じました。

続きを読む

薬学部医療薬学科の卒業後

病院・薬局はもちろん、研究職・営業職など幅広い進路をめざせる: 卒業後の活躍の場は、病院・薬局だけではありません。薬に関わる専門的な知識・経験を生かして、新たな薬を作るための研究職、薬品関連企業の営業職、麻薬取締官など、幅広い進路をめざすことができます。学生一人ひとりの目標の実現を、学部とキャリアデザインセンターが連携しながらサポートしています。

薬学部医療薬学科の資格

確かな学力を育み薬剤師国家試験合格へ: e-learningを用いた演習、外部講師による講習会、模擬試験など、さまざまな国家試験対策プログラムを用意。各学生が備えるべき能力を個々に判断し、きめ細やかなサポートで合格へと導きます。
また、食品衛生管理者、毒物劇物取扱責任者、危険物取扱者、建築物環境衛生管理技術者など、幅広い国家資格の取得もめざせます。

薬学部医療薬学科の施設・設備

きめ細やかな個別指導を行う薬学教育センター: 専任教員と専門事務職員を配置し、学生一人ひとりに合わせた学修支援を行います。薬学共用試験や薬剤師国家試験への総合的な対策はもちろん、高校から大学での勉強への橋渡し、分野横断的な教育、担当教員との仲立ち、補修講義などにも取り組んでいます。

兵庫医科大学薬学部医療薬学科の学べる学問

兵庫医科大学薬学部医療薬学科の目指せる仕事

兵庫医科大学薬学部医療薬学科の資格

薬学部医療薬学科の取得できる資格

食品衛生管理者＜国＞、
食品衛生監視員、
毒物劇物取扱責任者＜国＞

向精神薬取扱責任者

薬学部医療薬学科の受験資格が得られる資格

薬剤師＜国＞、
危険物取扱者＜国＞ (甲種)

兵庫医科大学薬学部医療薬学科の就職率・卒業後の進路

薬学部医療薬学科の主な就職先／内定先

【大学病院】兵庫医科大学病院、近畿大学奈良病院／【公立・公的病院】市立奈良病院、名古屋第二赤十字病院、松阪市民病院／【民間病院】医誠会病院、明石医療センター、蒼生病院、ツカザキ病院／【調剤薬局・ドラッグストア】Ｉ＆Ｈ、アイセイ薬局、アインファーマシーズ、アピスファーマシー、アルカ調剤薬局、ウエルシア薬局、エバグリーン廣甚、おづ薬局、カイセイ薬局、キリン堂、クオール、薬日本堂、クリフ・ファーマシー、ココカラファイングループ、スギ薬局、総合メディカル、タカサキ、中央調剤薬局、トライアドウエスト、ファーマライズホールディングス、ロッソ／【その他】行政・公務員(大阪市健康局)、エバルス

※ 2023年3月卒業生実績

兵庫医科大学薬学部医療薬学科の入試・出願

入試のポイント

医・薬・看護・リハビリテーション学部が揃う医系総合大学。全学部WEB出願可能。

入試一覧

合格難易度

偏差値・共通テスト得点率

兵庫医科大学薬学部医療薬学科の問い合わせ先・所在地・アクセス

〒650-8530　兵庫県神戸市中央区港島1-3-6
TEL 078-304-3030（神戸キャンパス入試センター）

所在地	アクセス	地図
神戸キャンパス：兵庫県神戸市中央区港島１－３－６	ＪＲ「三ノ宮」駅からバス12分「三宮（神戸新交通）」駅からバス12分「三宮（神戸市営）」駅からバス12分「神戸三宮（阪急・阪神・神戸高速）」駅からバス12分「みなとじま」（キャンパス前）駅から徒歩10分	地図

兵庫医科大学：学部・学科・コース

兵庫医科大学薬学部医療薬学科