入社してからパティシエとしてキッチン内の各ポジションを一通り担当し、今では生地づくりをはじめ、ケーキの仕上げやカットも任されています。仕事で大事にしているのは、「初心忘るべからず」ということ。業務に慣れてくると、思い込みで作業をしていまい、ミスにつながってしまいます。最終的にお客様の大切な日をお祝いするケーキを台無しにしてしまわないためにも、常に基本を守り、丁寧な作業をしていますね。お祝い事や記念日など、お客様の大切な1日をケーキを通じて、私も一緒にお祝いさせていただくことができるのが、パティシエの仕事の魅力ですから、これからもお客様を幸せにするケーキづくりを大切にがんばっていきたいです。
パティシエになりたくて、学校訪問をしている中で、神戸国際調理製菓専門学校は、一番先生と学生の距離が近く、良い雰囲気だと思いました。それに先輩達が楽しそうにお菓子づくりをしていること、学校のある神戸にはクオリティーの高いケーキ店やお菓子屋が多いことも魅力に感じ、「ここで学びたい!」と思いました。そして、今の職場と出合ったのも学校の夏休みの課題がきっかけでした。課題は、実際に色んなカフェやケーキショップ巡りをして、レポートを書くというものだったのですが、在学中に色んな店を知る経験をさせてもらえ、自分の理想とするお店に出会えたことは、「この学校で学んで良かったな」と思うことの一つです。
学生時代は、ケーキなどの洋菓子をはじめ、パンや和菓子についても実践的に学びました。素材のことや製菓器具の使い方、色んなレシピをプロの先生から直接教われたことは、本当に良かったと思います。先生方は、それぞれ得意分野・専門分野を持っておられ、色んなお話しをしていただけました。また有名店で働かれている現役のシェフにお越しいただき、教わるゲストシェフ実習、実際にお店に行って働くインターンシップなど、プロの働き方を間近で知る機会が多くあり、学べたことは、今の仕事でも役立っています。この学校での2年間は、パティシエとしての知識や技術だけでなく、視野も広げてくれたと今も感じていますね。
キルフェボン グランフロント店勤務/製菓スペシャリスト本科/2020年卒/パティシエになる夢を抱き、神戸国際調理製菓専門学校へ。在学中は、洋菓子・パン・和菓子など、幅広い分野を学んだ。在学中にカフェやケーキショップを巡り、レポートを作成する課題で、現在の職場と出合う。現在は、パティシエとして、基本と丁寧さを大切にしながら、お客様の幸せな1日に寄り添うケーキづくりに思いを込めて取り組む。