2021年1月13日、ジェラートのお店をオープンしました。開店から3週間も経っていないのですが、おかげさまで多くのお客様に来店いただいています。予想以上の売れ行きで、臨時休業して作らないと間に合わないほど。忙しくて大変ですが、お客様から「めっちゃおいしい!」「写真撮っていいですか?」の声を聞く度に元気が出てきますね。お友達を連れてきてくださる方、SNSにアップされる方もたくさんいて、毎日充実しています。こだわりは国産の素材をふんだんに使い、そのままの味を大切にしていること。ジェラートのなめらかさを味わえるよう、あえてディッシャー(丸く盛り付ける器具)を使わず、ヘラで伸ばしながら盛り付けています。
母親がよくケーキを作ってくれたこと、何かを作ることが好きなことから製菓に興味を持ちました。DAICHOのWライセンスシステムを卒業した私は、保育園に就職。集団給食の授業で学んだ大量調理の経験が役に立ちました。園児が200人以上いる中でオヤツづくりも任され、野菜を使ったスイーツなどが好評でしたね。その後に勤めた割烹料理店では、華やかな盛り付けなどで在学中の学びを発揮。病院に転職した際には、患者様に食べやすい食事を作りました。結婚を機に家庭に入りましたが、子どもが手を離れるとスイーツづくりへの情熱が復活。家族みんなが好きなジェラートの専門店をオープンしました。近い将来、スイーツも提供したいと考えています。
DAICHOを選んだのは、オープンキャンパスに参加した時のアットホームな雰囲気が良かったこと。少人数制なので、丁寧に教えてくれそうな感じもしました。実際に学生と先生の距離が近く、気軽に何でも相談できましたよ。Wライセンスシステムの西洋料理を専攻した私は、調理と製菓を1年ずつ学んでおり、それぞれの技術を組み合わせることでレシピの幅が広がると考えています。DAICHOならではの特徴「毎日実習」で、来る日も来る日も調理に取り組んだ経験から、アタマよりカラダで覚えた実感がありますね。栄養学についての詳しい知識は、ミルクとフレーバー、糖分を組み合わせたオリジナルジェラートのベースづくりに大いに役立っています。
ジェラテリア アール スイーツ&カフェ 店長/Wライセンスシステム 卒/2007年卒/ジェラートのお店をオープンするにあたって、母校のDAICHOに連絡したというYさん。数年ぶりにもかかわらず、学園長がYさんを覚えていて、相談に乗ってくれたと言います。「外観デザインやインテリアについて、ボタニカルでオシャレといったイメージはあるのですが、具体的にどうしていいのかわからない…。そこで母校に連絡したところ、信頼できる工務店を紹介していただきました。また、学科の先生からは厨房機器についてもアドバイスを頂戴しました。卒業後も面倒見のいいDAICHOに入学して、本当に良かったと感激しています」。