地元の大阪で教員になりたいという夢を叶え、今は東大阪市の小学校で教員をしています。朝はこども達が登校してくる前に、授業の準備や教室の整備をして、子どもたちを迎えます。休み時間は、こども達と運動場で遊んだり、教室に残っている子とお話しをしたりと、充実した毎日を送っていますね。仕事では、大学で「担任の先生としての視点や考え方」「保護者の対応の仕方や子どもたちの現状と課題」について学ばせていただいたことが、とても役に立っています。特に現場で働き始めた時にあった家庭訪問や懇談の時は、保護者や子どものことを理解でき、しっかりと対応できて本当に良かったです。
何よりオープンキャンパスが決め手でした。教員をめざして、最初は他の教育学部がある大学を志望。そんな中で、高校の担任の先生から「一度、常磐会学園大学のオープンキャンパスに行ってから決めた方が良い」とアドバイスをもらいました。私がオープンキャンパスで感じたのは、常磐会学園大学は少人数制で先生が学生一人ひとりに目が行き届いた指導をされているということ。そして、先輩達がすごく明るく、楽しそうに学生生活を送っていることに感動しました。この時高校の先生が勧めてくれた本当の理由が、大学を自分の目で見て分かったような気がしましたね。最終的に、現役での教員採用試験合格率が高いことに魅力を感じ、入学を決めました。
学生時代は、授業づくりの方法や模擬授業、保護者対応の仕方など、本当に色んなことを学びました。それと、小学校教諭一種、幼稚園教諭一種、保育士、学校図書館司書教諭といった多くの免許・資格を取得することができました。教員採用試験に関する勉強としては、試験対策として、小論文や面接指導、エントリーシートの書き方などを徹底的に教えていただきました。4年生では、面接指導や大阪府の教員採用3次試験で審査される模擬授業ついて反復練習&指導いただき、必死でついていきました。「教員採用に詳しい先生の親身な指導のおかげで、私はずっと夢だった教員になれたんだ」と、今も心から感謝しています。
東大阪市立小学校勤務/国際こども教育学部 国際こども教育学科(2025年4月より こども教育学部 こども教育学科)/2021年卒/大阪府立松原高校出身。教員になる夢を持ち、常磐会学園大学に入学。在学中は、教育のスペシャリストになるためのさまざまな分野を学ぶと同時に、小学校教諭免許状をはじめ、幼稚園教諭、保育士などの資格取得にも積極的に取り組んだ。現在は、東大阪市の公立小学校で、未来あるこども達の指導に携わっている。