横浜薬科大学／卒業後のキャリア（薬学部漢方薬学科薬剤師清野　ちひろさん）【スタディサプリ進路】

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他職種と連携し、在宅医療にも携わっています

先輩の仕事紹介

「症状が良くなった」と話される患者様の笑顔と「ありがとう」の言葉がやりがい！

薬剤師

薬学部　漢方薬学科/2020年卒

清野　ちひろさん

この仕事や研究の魅力・やりがい

「株式会社エルマノ」は、地域に密着した薬局として湘南エリアで店舗を展開しています。薬局としての業務以外に、地域住民の方を対象とした薬の勉強会を定期的に開催したり、在宅医療を通して多職種との連携も行っており、私も現在在宅訪問に携わっています。患者様は病気や治療、薬に対してなど様々な不安を抱えています。たとえ小さなことでも、お困りごとがあれば力になりたい。だからこそ大切にしているのは、患者様に親身に向き合う姿勢。不安な気持ちを少しでも話しやすいよう、丁寧な対応を心がけています。「症状が良くなった」と嬉しそうに話される時や、患者様の相談に乗り「ありがとう」という言葉をいただくと、やりがいを感じます。

この分野・仕事を選んだきっかけ

高校生のころから化学系の仕事をしたいと思っていて、進路を考えているときに知ったのが薬剤師の仕事。大きな病気もなく育ったので、薬と関わる機会はそれほどありませんでしたが、人々の健康を支える薬とそれを扱う薬剤師の仕事に次第に惹かれるように。「薬を通して病気でつらい思いをしている人を支えたい」という思いから、薬剤師の道へ進みました。また、母が訪問ヘルパーをしており、支援を必要とする方々の生活を支える姿に影響を受けて在宅医療にも興味を持つように。現在の会社にはインターンでお世話になり、薬局の雰囲気や在宅訪問の様子を見学するなかで、患者様との関わり方や職員同士の温かな雰囲気に惹かれて入社を志望しました。

学校で学んだこと・学生時代

漢方を専門的に学べる学科があり、キャンパス内に薬草園まである環境に魅かれ横浜薬科大学へ。私は物理が苦手だったのですが、1年次に基礎科目から丁寧に授業をしてくださるので、少しずつ苦手を克服できました。漢方薬学科の講義の中では、実際に煎じた漢方を飲んだり、生薬を味見したりする機会も多くありました。漢方薬を処方されている患者様の中には「味」に不安を感じる方もいらっしゃるので、私自身が実際に使用した経験は現在の服薬指導に活かされています。卒業間際になると研究室の友人と国家試験や卒業試験に向け、遅くまで残って一緒に勉強。一人では心が折れそうなときも一緒に頑張る友人が側にいることが大きな励みになりました。

清野　ちひろさん

株式会社エルマノ　勤務/薬学部　漢方薬学科/2020年卒/「薬剤師は患者様とのコミュニケーションが大切な仕事です」と清野さん。学生時代は学園祭の実行委員長を務めたり、知的障がいを持った子供たちのアフタースクールで子供たちとの交流を持ったりと、さまざまな人と交流を持つことでコミュニケーションの向上を心がけたそう。高校時代に薬剤師の仕事を知ったことで薬学の道に進み、訪問ヘルパーとして働く母の影響で在宅医療にも興味を持ったという清野さんにとって、現在の仕事はまさに「天職」。今後は「患者様の相談に対してできるアプローチの多い薬剤師になりたいです」と、薬剤師としてのさらなる成長を目指している。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…