フィットネスクラブのインストラクターとして、お客様にマシン指導をしたり、スタジオプログラムを担当させていただいています。お客様は10代から年配の方まで幅広く、いろいろな目的でトレーニングをされています。一般のスポーツクラブに比べて、メディカル寄りのフィットネスクラブなので、ケガなどのリハビリ目的の方や、身体を動かしたり軽めの運動をしたい高齢者の方も多いですね。自分より目上の方が多いので、言葉づかいなどには気をつけています。お客様に直接「ありがとう」と言っていただけたり、レッスンの後に「楽しかったよ」「やってよかったよ」と喜んでいただけると自分もうれしくなります。
リゾスポの授業で、エアロビクスの楽しさを知りました。私は体を動かすことが好きで、人に何か教えることも好き。エアロビクスインストラクターは、その両方を叶えることができる仕事だと思いました。1年生の時の担任の先生に「野中は絶対にインストラクターに向いとる!」と言われたのも後押しに。もともと声を褒められることが多く、声を出す仕事が向いているとも考えていたんです。リゾスポではみんなの前でレッスンするエアロビクス実技があり、基礎が身についていたので、入社後の研修も楽でした。オープンキャンパスのスタッフとして、高校生にエアロビクスのレッスンをしていたのも、いい実戦経験になりましたね。
就職活動中は、エアロビクスのインストラクターになりたいという夢は決まっていましたが、フリーのインストラクターを目指すか、まずは会社に所属するかで悩んでいました。リゾスポの先生に何度も相談したところ、「一度、社員になって、会社の仕組みを知ってからフリーになっても遅くはないと思うよ」とアドバイスしてくださいました。先生のお話をただ鵜呑みにするのではなく、最終的には自分自身が納得して、今の会社の入社試験を受けることにしました。将来の夢は、もちろんフリーのエアロビクスインストラクターです。自分が得意とするレッスンのジャンルを確立して、それを武器に有名なインストラクターになりたいです。
株式会社ケアウイング メディカルフィットネスクラブ ウイング呉 勤務/スポーツインストラクター科(2025年4月より「スポーツ&アクティビティ科」に名称変更)/2015年3月卒/フィットネスクラブのインストラクターとして活躍している野中さん。「体を動かしたい方やリハビリ目的の方など、いろいろなお客様がいらっしゃるので、コミュニケーションをとりながらトレーニングメニューや指導法を考えています。『体が変わってきたよ』と喜んでいただけると、自分もうれしくなりますね」。