JR大阪駅上に広がる上質な空間、ホテルグランヴィア大阪のペストリー(製菓)部門に勤務しています。インターンシップをきっかけに約1年間アルバイトをするなかで、職場の雰囲気の良さを実感。各種スイーツのコンテストにも熱心に参加し、さまざまな賞を獲得されている先輩方と働けることにも魅力を感じて入社しました。2年目の今は、生クリームを塗るナッペなどケーキの仕上げを担当。ショートケーキづくりを一から任されたこともあり、ショーケースにディスプレイされている光景を見た感動は忘れられません。DAICHO出身の1つ下の後輩に手本を示しながらも、力を合わせて頑張っていきたいと考えています。
子どもの頃からケーキを食べるのも、作るのも好きだった私。高校時代、友人の誕生日にバースデーケーキをプレゼントしたところ、とってもおいしいと言われて感激しました。自分が好きなことをして、誰かに喜んでもらえる。これ以上に素敵なことはないと考えて製菓のプロになろうと決めました。進学先を探すにあたり、製菓が学べる専門学校、計4校のオープンキャンパスに参加。DAICHOに訪問した際、学生と先生との距離が近く、親しみやすさを感じたことが入学の決め手です。DAICHOのオープンキャンパスはとても楽しくて3回も参加しました。体験授業ではエクレアやホールケーキを作り、持ち帰って家族にも喜んでもらえました(笑)。
DAICHOでは本当にたくさんの知識を学び、専門的な技術を身につけましたが、それを可能にしたのは「毎日実習」です。ステップアップ式に毎回、違うケーキづくりにチャレンジするので、常に真剣勝負。例えばシュークリームの場合、1日目は生地を焼き、2日目はカスタードを作り、3日目には同じ時間内に生地を焼いてカスタードを作るんです。先生は実務経験のある方がほとんどで、体験談を交えて話されるので説得力がありますね。しかも現役で個人店を営むオーナーパティシエの方からホテルのパティシエ経験者までおられるので、それぞれの職場で求められる特有のテクニックからノウハウ、責任者としての考え方まで幅広く学べます。
株式会社ホテルグランヴィア大阪 調理部 ペストリー 勤務/製菓総合本科 卒/2020年卒/在学中、第4のチョコレートとして話題のルビーチョコレートを使ったケーキのコンテスト(学生部門)で予選を突破。東京での本選でも高く評価され、有名百貨店でも販売された。「そのケーキは、一般の方を学内に招いてサービスを行う実践的な実習、カフェトレーニングのメニューにもなりました。今後の夢は、まずプロ対象のコンテストで入賞すること。次に、起業してオーナーパティシエになること。将来的には母校の先生になって、自分が在学中から社会人時代に学んだことを次代のパティシエに伝えていきたいですね」。