
授業では、西洋料理の基礎技術習得を特に重視しています。まずは包丁研ぎから始まり、玉ねぎや人参の基本切りを徹底。基本的な技術をしっかりと身につけることが、将来現場でスピードを出すための必須条件だと伝えています。単に技術を教えるだけでなく、より実践的な授業と「食への敬意」も指導の柱です。2年生の専門分野では、お客様をお呼びするレストラン授業を実施。これはプロフェッショナルとしての意識を高く持ち、料理を最高の状態で提供するための実践的な訓練です。また、フードロスを防ぐため、野菜の端材をスープなどに変えて活用するなど、食べ物を無駄にしない意識も徹底。料理を通して人々を幸せにしたいという思いを伝え、現場で活躍できる人間力を磨くことに力を注いでいます。

食材を作ってくれる生産者の方々へ感謝する心も忘れずに伝えています。
オンとオフの切り替えを特に重視している後明先生。専門学校は社会に出る前の最後の学校であるとの考えから、時には厳しく、挨拶や返事など社会で通用する基本的な心構えや人間性を指導。一方で、楽しく活動する際は生徒と共に楽しむスタンスです。このクラスは、人を喜ばせることに喜びを感じる学生が多いのが特徴です。サービス業において大切な感性は、日頃の行動にも現れており、先生の誕生日にサプライズを企画したり、レストラン授業でお客様へ感謝のメッセージをデザートプレートに添えるなど、温かい気遣いを見せてくれるそう。

学生さんも先生の「オン・オフ」を理解してくれて、真剣かつ楽しく学校生活を送ってくれているよう。
料理人は、お客様を感動させ、幸せにする力がある職業です。まず社会で活躍するための基本的な人間性を身につけましょう。未来の料理人として、あなたの感性や優しさを磨き、夢のあるこの仕事に挑戦してください。

料理人の先輩として、社会に入ってギャップが出ないよう、やりがいと厳しさの両面を学生に伝えている
専門分野:西洋料理
本校卒業後、札幌市内のホテル勤務を経て、学校の姉妹校の縁で渡仏し、1年2ヶ月の修業を経験。帰国後はレストラン・ホテルの現場を経て、同校の短大で栄養士の学生へ料理の基礎を約13年間指導。2020年より本校にてプロの料理人育成に従事しています。先生は自身を「教育者ではなく料理人の先輩」と捉え、技術に加え、社会で通用する人間性の教育に注力しています。趣味はラーメン食べ歩きだそう。
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