• スタディサプリ 進路(大学・専門学校)
  • 仕事・資格を調べる
  • マスコミ・芸能
  • ナレーター
  • 勉強時間・やり方
ナレーターになるための勉強時間・やり方

ナレーターになるための勉強時間・やり方

全国のオススメの学校

ナレーターになるためには学歴は不問です。しかし、養成所や専門学校でナレーターになるためのスキルや知識を得ておくことはマストであるといえます。高校生でナレーターを目指しているのであれば、高校卒業後にナレーターの養成所や専門学校にいくことをおすすめします。あるいは、アナウンサーなども視野に入れているのであれば、大学に進学し、一般教養を身につけてから養成所や専門学校に進むのも良いでしょう。

事務所が主催する養成所、もしくは専門学校に通う

ナレーターに必要な資格はありません。しかし、秀でたナレーションスキルは必要とされます。ナレーションスキルは独学ではなかなか身につくものではないため、ナレーターを目指す多くの人は学校卒業後、ナレーターの専門学校や声優・アナウンサー向けの専門学校、あるいはナレーターや声優事務所などが主催する養成所に通うことが多いといいます。最近は放送局自体が主催するスクールの中にもナレーションに関係するコースがあるので、そういったコースに通うのも良いかもしれません。万が一就職ができなかった、といった事態を想定し、高校や大学と並行してこれらの養成所や専門学校、放送局が主催するスクールに通う方もいます。
専門学校を卒業したからといってすぐにナレーターとして仕事がもらえるわけではありません。そのため、多くの人は専門学校を卒業するタイミングで所属事務所のオーディションをたくさん受けるといいます。卒業のタイミングで卒業後の仕事が決まっていれば、晴れて「ナレーター」を名乗ることができます。また、ナレーターや声優事務所などが主催する養成所で学んでいれば、成績が優秀な人は優先的に事務所への所属が叶うこともあります。そのため、所属したい事務所の養成所に通うというナレーター志望の方もいます。

好きなナレーターやアナウンサーの話し方を真似してみる

どんなにスキルに自信がない場合や、ナレーターを目指す時点で素人であったとしても、努力しだいである程度の技術的なことは克服することが可能です。しかし、それだけではナレーターとして食べていけるだけの収入を得ることには繋がりません。養成所や専門学校で学ぶことと並行して、自分のナレーションに他の人とは違う強みをもつためにはどうすれば良いのでしょうか。例えば、人より得意なことを増やしておく・知識を広げる・日ごろからいろんなことに興味をもってアンテナを張っておくなどです。特に、言葉は時代の流れとともに変化しているので、ナレーションにもその変化を取り入れることが要求されます。また、ニュースなどを読む際には当然その内容を理解しているかそうでないかで読み方が変わってくることもあります。常にさまざまなことに興味をもち、自分の知識を高めていくことが必要とされます。
また、自分らしさや強みを引き出すために必要なナレーションを身につける方法としては、自分の気になったナレーターやアナウンサーを真似して話してみることです。第一線の人を模倣することができれば、それなりのテクニックも備わるだけでなく、そこから自分なりに応用したり、あるいは自分の個性を付け加えたりすることで、どんどん自分らしさをみつけていくことができるようになります。

取材協力

野﨑 千華(ナレーター/フリーアナウンサー)

元南日本放送アナウンサー。放送局退社後、養成所を経てナレーター、フリーアナウンサーとして活動。声優事務所やナレーター事務所に所属し、テレビ番組やCMナレーション、情報番組では生ナレーションにも携わる。2018年よりフリーランスで活動中。

関連する仕事・資格・学問もチェックしよう

ナレーターを目指せる学校を探すならスタディサプリ進路
RECRUIT