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多くのインテリアデザイナーが感じられる、楽しいことや大変なことにはどのようなことがあるでしょうか。やはりデザインを作り出し世に出ることは楽しいと言いますが、個人的に楽しいこと、大変なことを含めて、あるインテリアデザイナーに聞いてみましょう。
楽しいこと
あるインテリアデザイナーは、自分のデザインしたものが形になることが何より楽しく、家具など美しいデザインにいつも触れていられることが楽しいそうです。
最近はあまりデコラティブな家具よりは機能性があってシンプルでモダンな感じが幅広く人気があるそうで、その代表が北欧のデザインだそうです。インテリアデザイナーとして活躍するには、流行のものや自分の好みだけを追っていればいいわけではありません。例えば、アメリカのゴージャスな家具やクラシックでアンティークなものが好きな人もいるので、家具一つをとってもあらゆる知識をもっている必要があると言います。最近はメイド・イン・ジャパンも見直されているのだそう。
また、新作発表会などの華やかなパーティに参加できることも楽しいと感じるそうです。
自分の家にはとても買えないような素敵な家具に囲まれて、シャンパンや食事が出てくるパーティで、デザイナーの新しい作品の説明を受けるので、とても贅沢な気分になれるそうです。新しいデザインの説明を聞くのでもちろん勉強になるし、このような空間で優雅な時間を味わえるのは、精神的にもリラックスできて幸せな気分になれるそうです。
さらに、このインテリアデザイナーは年齢を重ねることがプラスになると感じていると言います。インテリアデザインなどの住空間であれば、ライフステージでのそれぞれの経験値が提案力につながるからです。
大変なこと
大変なことはとにかく、業務量が多いことだそうです。独立した今は自分でコントロールできるので問題はないそうですが、デザインにとっての正解や明白な終わりがないことについてはいまだに悩まされていると言います。
プロジェクトとしてこだわろうと思えばいくらでもこだわれるので、何をもってこれでよしとするかというのは人によっても違います。あるインテリアデザイナーは「これでいいのかな」と毎回悩むし、「もっとできたのではないか」と考えると言います。「これだ!」と思ったことはあまりないのだとか。
締め切りや納期に追われてしまい、自分の中では100点満点はないけれども、お客さまには満足のいくものであってほしいので、お客さまの合格点はもらっているそうです。口に出してお客さまには伝えないけれども、自分のなかでもっとできたかもしれないと思うことがあると話してくれました。
課題は必ず残るので次回に繰り越されることになりますが、明白な終わりはなくても成長していくことにも終わりがないので、可能性が広がっていくとも考えられると言います
「建築家は80歳で一人前」だと誰かが話していたそうで、人生経験がものを言う理由はそこにあるかもしれないということでした。
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