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ショコラティエの就職先・活躍できる場所は?

ショコラティエの就職先・活躍できる場所は?

全国のオススメの学校

ショコラティエの主な就職先には、チョコレート専門店、洋菓子店、レストラン、食品メーカーなどがあります。チョコレート菓子の本場であるフランスやベルギーといった国々に比べると数は多くありませんが、日本国内でも大都市を中心にチョコレート菓子の専門店が増えてきました。
洋菓子店やレストランでパティシエ(洋菓子職人)として働いているショコラティエの多くは、将来的にはチョコレート専門のショコラティエとして活躍するための修業と考えているようです。このほか、食品メーカーの菓子担当チームに所属して、新たに開発するチョコレート菓子のアイデアを提案している人もいます。

チョコレート専門店

フランスやベルギーといったチョコレート菓子の本場に比べると店舗数は多くありませんが、大都市圏を中心にチョコレート菓子の専門店が増えてきました。
ショコラティエという職業は、ある意味で職人の世界なので、就職してすぐに菓子作りを任されることはありません。材料運びや下準備、ラッピング、接客などを行いながら、先輩たちの仕事ぶりを見て作り方を覚えていきます。チョコレート専門店での修業期間を経て一人前のショコラティエになり、コンクールなどに参加して優秀な成績を収めることができれば、独立して自分の店を開業する道も見えてくるでしょう。

洋菓子店やレストラン

洋菓子店(パティスリー)やデザートに定評のあるレストランに就職し、まず「パティシエ」として腕を磨く人もいます。こうした店舗ではチョコレート菓子も作っているので、将来的にショコラティエとして活躍するための修業の場と考えて働いている人が多いようです。ゲストの記念日に合わせてオリジナルのケーキや菓子作りをオーダーされることもあり、こうした経験がショコラティエになったとき大いに役立ちます。

食品メーカー

食品メーカーに勤務するショコラティエもいます。商品開発部門の菓子担当チームに所属し、新たに開発するチョコレート菓子のアイデアを出し、試行錯誤を重ねてレシピを作り、商品開発に結びつけるのが主な仕事です。一般的に連想するショコラティエとは少し異なりますが、消費者に向けて新しい菓子を提案する大切な仕事といえます。

取材協力・監修

宮原美樹※2020年8月26日更新

手作りチョコレート専門店 ショコラティエ・ミキ オーナー・シェフ・ショコラティエ。 チョコレートメーカーで開発業務に携わったあと、2006年ショコラティエ・ミキをオープン。 2008年にはフランスで開かれた「サロン・ドゥ・ショコラ」に出展。2009年 著書『CHOCOLATE BOOK』(主婦の友社)刊行。 2013年、2014年 フランスの最高峰のショコラ専門ガイドブック『LE GUIDE』に、日本を代表する10軒のショコラティエとして掲載される。

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