スポーツ栄養学・スポーツ科学・病理生理学の観点から、競技スポーツ選手のコンディション維持とスポーツ外傷・傷害予防に活かす栄養補給法を考案するための研究とゼミを行っています。今向き合っている健康・栄養問題には、見えていない問題がたくさんあり、それを「見える化」するのに必要なのが『免疫研究』です。病態解析学研究室では、地理情報システムを用いて地域の抱える健康問題や地域格差を明らかにし、改善策を講じるための研究も行っていて、特に埼玉県の調剤薬局の分布格差などの研究に注力しています。「主体的な学びを共に創る」が研究室のモットー。学生一人ひとりが基礎的な知識や技能を習得するとともに、自ら発見した課題を他者と議論し理解を深めることで、主体的に学ぶ姿勢とコミュニケーション力を養ってもらいたいです。
伊東助教の研究室には、競技スポーツ選手の栄養サポートを行う「管理栄養士」を目指す学生が集まっています。医療栄養学科は男子学生の割合が比較的多いので、女子学生だけでなく男子学生も安心して学べる環境が整っているのも魅力。陸上短距離選手の走能力と関係のある食品を探る研究に取り組み、公認スポーツ栄養士の教員の指導の下、城西大学陸上競技部の栄養サポートを継続的に実施しています。研究室でのさまざまな活動を通して、専門性を極めるのに必要なマインドや思考力を学ぶことができると学生たちの人気も高い授業です。
スポーツ現場でのフィールドワークやゼミ、研究などさまざまな経験を積み、情熱を持って主体的に活動できる、モチベーションの高い社会人になれるよう支援していきます。健康や栄養問題にともに取り組みましょう!
専門:スポーツ栄養学、予防医学、健康科学
略歴:2006年城西大学薬学部医療栄養学科卒業。2008年城西大学薬学研究科医療栄養学専攻修士課程修了。2011年同博士課程修了。明海大学歯学部助教を経て、現在の医療栄養学科へ。主な担当科目は、スポーツ栄養学演習、基礎栄養学、給食経営管理演習、解剖生理学実験、調理学実習など。