人工知能で動くマイクロロボットを作り出す研究
理工学部 精密機械工学科 教授 内木場 文男
大きさ5mm程度の人工知能ICチップ搭載マイクロロボットの開発研究を行っています。生物の神経網を模倣した人工ニューラルネットワークをアナログ回路を独自に開発してICにまとめています。ロボットの筐体はMEMSとよばれる、メモリー、CPUなどICを作るフォトリソグラフィーを機械部品に適用してシリコンウェハから製作しています。付随する微細加工技術、微細組み立て技術とあわせて、センサー、アクチュエータ、バッテリーなども材料から開発を行っています。MEMS技術と積層磁性セラミック技術を組み合わせて、マイクロタービン発電機、マイクロアクチュエータの開発にも取り組んでいます。
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日本大学 理工学部 精密機械工学科
機械分野をベースに、情報分野や電気・電子分野をバランスよく学び、世界で活躍できるエンジニアを養成します