高齢者や障がい者にも優しい海辺のまちづくり／日本大学【スタディサプリ進路】

大学・短期大学・専門学校の進学情報サイト

私立大学／東京・福島・千葉・神奈川・静岡

ニホンダイガク

高齢者や障がい者にも優しい海辺のまちづくり

理工学部　海洋建築工学科　准教授　山本和清

私の研究は、海辺（沿岸域）を対象にしたまちづくり（地域計画）及び地域活性化計画をテーマとしています。特に現在では、津波災害時の高齢者・障がい者の避難計画に焦点をあてた研究を進めています。社会の動向により日々変化を続ける沿岸域において、常に新しい視点でまちづくりを考え、安心・安全・快適な都市空間の創出や社会システムの向上を目指した研究活動を行っています。
また、研究テーマでも「高齢者や障がい者にも優しい海辺のまちづくり」を掲げていることから、「ハンザ（旧アクセスディンギー）」という誰もが（小さい子供から高齢者・障がい者までも含む）海の快適性を享受できる小型ディンギーヨットの普及活動なども行い、高齢者・障がい者を含む市民との触れ合いを重視して研究に取り組んでいます。

＜メッセージ＞
わが国では、少子高齢化が加速度的に進んでいます。人々の重要な生活空間であり、憩い・安らぎの空間でもある沿岸域などの海洋空間においても、社会福祉的考え方はなくてはならないものとなっています。陸上のみならず、沿岸域という未来に夢のある空間での「まちづくり・地域計画」を学んでみませんか。