
酒造メーカーから博報堂へ転職。4年目になりました。
所属するビジネスデザイン局は、クライアントの事業そのものを一緒に設計・成長させる役割を担う部署です。クリエイターや戦略担当などを束ねながらプロジェクトを進める、いわば“まとめ役”のような存在。現在は某コンビニ企業を担当しており、商品の魅力訴求だけでなく、「生活者が本当に求めていること」を起点に企画を考えます。例えば、幅広い層が理解できるPRとして、メロンパンのこだわりや魅力をストレートに伝えるフレーズを打ち出すと、瞬く間にメロンパンの売れ行きが上昇。このフレーズが広く浸透したことが調査結果でも判明しました。企画を多くの人に受け入れてもらい社会に影響を与えることが、この仕事の醍醐味だと思います。
在学中は映画制作や映像表現、脚本、心理学などを学びました。特に印象に残っているのは、脚本制作や映画演出の授業。登場人物の感情の動きや行動の必然性について細かに指導を受け、「相手の立場で考える視点」を養いました。また、「喜び」など抽象的なテーマを基に短編映画を作る授業では、1つのテーマに対して人それぞれ異なる解釈や表現があることを学び、多角的に物事を見る力が磨かれました。こうした学修は、生活者目線で物事を考える現在の仕事に大いに活かされています。また、映像制作を多く経験したことから、撮影現場や編集工程への理解、映像スタッフとのコミュニケーションをスムーズに行える点も、強みになっていると感じます。

生活者目線を重視し、企業の課題や目的を整理します。
当初は映画業界を志望しましたが、部活の先輩が大手広告代理店やテレビ業界に内定したことから関心が広がり、映像の先にある「企業と消費者のコミュニケーション」に興味を持つようになりました。新卒で酒造メーカーに入社し、流通営業や商品開発を経験する中で、企業と消費者をつなぐ仕事にやりがいを感じるように。その後、商品の価値を広く社会に届ける方法を求め博報堂へ転職。博報堂は企業都合ではなく生活者(=消費者)目線で課題を捉え、商品が自然に受け入れられる形へ再設計していく点に共感しました。現在の仕事にやりがいを感じるとともに、これからも生活者目線で、世の中を豊かに変えるきっかけとなれるよう、励みたいと思います。

映像編集の経験はプレゼン資料作成にも活きています。

株式会社 博報堂 勤務/現代心理学部 映像身体学科/2016年3月卒/株式会社 博報堂 第16ビジネスデザイン局に所属。在学中は複数の映画やショートムービーの制作に精力的に取り組み、インターンシップでは黒沢清監督作品の撮影現場にも参加。映像表現への探究心を深める一方、大学から始めたアイスホッケーにも打ち込み、猛練習の末にレギュラーメンバー入りするまでに成長。「日中は映画制作、放課後から深夜はアイスホッケーという忙しい毎日でしたが、遊ぶ時も全力で遊びました。悔いのない学生生活だったと思います」と振り返る。楽しむ気持ちを忘れず、何事にも妥協せず全力で向き合う姿勢は、現在の仕事にも通底している。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



