
私は、子どもたちの健やかな発達に加えて、障がいや様々な困難のある子どもたちの発達に関する研究に従事しています。大学院や看護学科、教育学部では、肢体不自由、発達障がい、知的障がいなどについて、理学療法士としての臨床経験や、小中学校の特別支援学級を対象とした理学療法巡回事業の経験も踏まえて指導しています。
新学部では、子どもの発達や脳損傷に関する基本知識、さらにテクノロジーを活用した障がい者支援などのヘルステック分野についても指導する予定です。授業では、脳の活動を計測する装置を使ったデータ計測や、MRIで撮像された脳画像の解析など、実践的な内容も用意します。皆さんには、こうした技術に実際に触れ、新しい支援サービスや健康課題を解決するビジネスを生み出す人になってほしいと思います。

脳の活動を計測する装置を使った実践授業や、デジタル技術による障がい者支援の講義など、興味深い内容
「まずは、私の授業を通して、発達障がいや身体障がいのある人が、日常生活や社会生活の中でどのような困りごとを抱えているのかを知ってもらいたいです。そこから、解決策を考えるためのデータサイエンスや、具体的なヘルステックビジネスにも興味を広げてもらえたら嬉しいですね」と先生。授業では、健康科学や子どもの発達、発達障がい、脳損傷などに関する基礎知識を学び、学生の視野を広げることを大切にされるそうです。また、データ分析では、先生が実際の研究で得たデータを使って分析方法を学べることも、大きな魅力です。

「ヘルステック企業との連携授業やデジタルゲームを使ったリハビリに触れる機会も準備しています」と先生
畿央大学には看護、医療、食、教育、デザイン・建築など、人の生活に関わる学部が揃っています。新学部では、他学部と連携しながら、人を幸せにし、生活を豊かにするための知識や技術を奈良で学べることが魅力です。

大阪府内の教育委員会が実施する特別支援学級の子どもたちへの理学療法巡回事業に長年携わる先生
専門:発達科学・健康科学・リハビリテーション科学
理学療法士免許取得後、14年間にわたり、成人の脳損傷や整形外科疾患のリハビリテーションに携わる。2009年に博士(健康科学)を取得。2015年に畿央大学へ着任し、大学院で発達障がいや高次脳機能障がいの研究指導を行うほか、看護学科や教育学部で、人の発達、身体障がい、知的障がい、発達障がいに関する講義を担当している。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



