
私が専門とする生理心理学は、心拍や血圧、脳波などの身体反応を測定し、人の感情やストレス、意思決定などを科学的に明らかにする学問です。心理実験によって得られたデータを分析し、目に見えない心の働きを捉えるという点で、データサイエンスとも深く関わっています。ビジネスデータサイエンス学部では、心理学の知見や生理データを、商品開発やサービスの改善、健康支援などに活かす方法を学ぶ授業を担当する予定です。
特にヘルステックの分野では、ウェアラブルデバイスなどから得られるデータを用いて、ストレスや健康状態を捉え、新しいサービスやビジネスにつなげることができます。学生の皆さんと一緒に、人の健康や暮らしに役立つアイデアを考えていきたいと思います。

授業では、血圧計やスマートウォッチなど身近な機器を使ってデータを測定し、心の働きを見える化します
「ヘルステックビジネス論」では、スマートウォッチなどのウェアラブル機器から得られる健康データが、商品やサービスにどのように活用されているかを学びます。企業の事例を通して、技術の仕組みだけでなく、利用者の健康や生活上の課題を解決するビジネスの考え方も理解します。授業では、身体や心理に関するデータを活かした新しい商品やサービスを、学生自身が考えることも予定しています。「授業を通して、ヘルステックの技術や新しいビジネスの可能性に興味を持ってもらえればと思います」と先生の想いを語っていただきました。

共同研究先のヘルステック企業を中心に、学生のインターン先開拓にも積極的に取り組んでいます
ビジネスデータサイエンス学部では、ビジネス、データサイエンス、健康、心理など、さまざまな分野を学べます。幅広く学びながら、自分が興味を持てるテーマや、将来取り組みたいことを見つけてください。

「小学生の頃からサッカーを続け、現在もフットサルを楽しんでいます。温泉やサウナも大好きです。」
専門:生理心理学・社会心理学
広島大学大学院 総合科学研究科を修了し、博士(学術)を取得。その後、国立研究開発法人産業技術総合研究所、高知工科大学を経て、2025年に畿央大学へ。生理心理学、社会心理学を専門分野として、教育学部でも授業を担当している。新学部では、ビジネス上の意思決定や人間行動の理解に活かせる心理学、ならびにヘルステックビジネスに関する授業を担当する。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



