洋菓子、和菓子の製造・販売、ワイナリーの運営などを手がける会社の醸造部門に内定(2023年12月時点)が決まった宮下さん。学校での学びを通して、どう成長してきたかお話をうかがいました。
食に興味があり、高校は食が学べる総合学科に進学。大学でも、さらに食の知識を深めたいと思い、フードビジネスのほかカフェや製菓についても学べる名古屋文化短期大学へ。現役のプロの方からも講義を受けることができたので、高い技術を身につけることができました。インターンシップではワインバーで接客を経験。調理実習でもワインについて学べる機会があり、ワインへの興味が高まってワイン醸造に携わる道を選びました。
ソムリエのいる飲食店で2週間のインターンシップを経験しました。お客様はワイン通の方が多く、お客様からワインのことを教えていただくことも多々ありました。インターンシップ先のソムリエの方や、お客様との会話はとても楽しく勉強になることばかり。醸造のことしか知らなかったのですが、飲む側のワインに対する想いを聞いて、美味しいワインを作って、そのワインでいい空間を創れたら素敵だなと思いました。
内定が決まったワイナリーでは、ブドウの栽培やワインの醸造を担当します。ブドウの品種に合う醸造の仕方を早く覚えて、美味しいワインを作りたいと思います。何かくじけそうなことがあっても、自分の作ったワインが人を笑顔にしていると信じて、誠意をもって醸造に携わりたいです。この道を志したのは、料理好きの祖母の影響が大きいです。食で人を笑顔にすることを教えてくれた祖母に、私の作ったワインを届けたいです。