勤め先の幼稚園では、複数の教員が協力して子どもたちの指導に当たる“チームティーチング”での教育体制を取っており、私も年中クラスの担任として、日々子どもたちと触れ合ったり、指導計画を考えたりと、たくさんの仕事に携わっています。まだまだ学ぶことは多く、時には大変に思うこともありますが、子どもたちが「くにもとせんせ~い!」と駆け寄って来てくれたり、手紙をくれたりした時は本当に嬉しくて、幼稚園教諭としての喜びを噛みしめています。これからもこの喜びを糧に、子どもたちにより良い学びの環境を与えられるような先生になりたいです。
“幼稚園の先生”の夢をもったきっかけは、私自身が幼稚園に通っていた頃にお世話になった先生です。幼い私や他の子たちに対してとても優しく、その姿がとてもステキで、「私も先生になりたい!」と思ったんです。当時の夢はその後もずっと変わりませんでした。進路を決める際も、迷わず保育を学べる道を選択し、関西保育福祉に入学しました。毎日の授業やたくさんの実習を通じて2年間保育と向き合ったおかげで、幼い頃からの夢が叶い、ついに憧れだった“幼稚園の先生”に! 現在、毎日大好きな子どもたちと触れ合い、成長を見守る職業に就くことができ、日々やりがいを感じています。
進学先を関西保育福祉に決めたのは、兵庫県で唯一、幼稚園教諭二種免許状と保育士資格の両方を取得できる学校だったから。将来、より自分の可能性を広げられそうだというところに魅力を感じました。入学後は1年生の頃から姉妹・提携幼稚園で隔週の現場実習が始まるので、早くから現場の雰囲気に触れることができ、学内で学んだ知識や技術を実践的に身につけられたと思います。他にも、勉強面だけでなく、人とのつながりの大切さを学べたことも、私にとって大きな財産になりました。友人たちと一緒に、同じ夢に向かって勉強したり、学内イベントで協力して一つのことを成し遂げたり、みんなと思いきり頑張った2年間は私の宝物です。
立花愛の園幼稚園/保育科/2019年卒/現在、幼稚園の先生として、周りの先生方と協力しながら、子どもたちへの指導や、保育計画の立案、園の行事の運営や保護者対応など、日々さまざまな仕事に尽力する國本さん。進路選びの際は着実に力がつくことを意識して選んだという。「本気で保育のプロになるなら、幼稚園教諭二種免許状と保育士資格どちらも取れる学校で学ぶのがおすすめ。将来どう働くかという選択肢が増えますからね。もちろん、就職サポートが手厚いところを選ぶのも大切です」と、同じ道を志す後輩たちへアドバイスをくれた。