池袋にあるヘアサロン「ALBUM 池袋店」でトップスタイリスト兼副店長として働いています。ウルフカットを自分の武器としていて、毎月150名以上のお客様を担当。初めてウルフカットに挑戦するというお客様も多く「私にはどんなウルフが似合う?」という質問から始まることが多いですね。お客様のなりたいイメージを共有しながら、骨格や髪質、レングスに合わせて、プロの視点で似合わせていくプラスαのご提案をしていきます。SNSを見て地方からいらっしゃる方もいるので、その期待に応えられるよう全力を尽くします。後日お客様から「周りの友人や家族から好評でした」と報告を頂けることもあり、とてもやりがいのある仕事です。
親戚が美容師をしていたので、幼い頃からよくお店に通っていました。その親戚の背中を見ているうちに「自分もこうなりたい」という気持ちが芽生え、自然と美容師を生涯の仕事にするという気持ちが固まっていきました。地元・福島の美容学校への進学も考えましたが、「美容師になるなら一度は東京に出たほうがいい」という親戚のアドバイスもあり上京を決意。YAMANOはその親戚の出身校ということもあり、有名な美容学校で学生数も多く、東京で人脈を広げるには最適だと感じました。実際にオープンキャンパスに行ってみると、好きなことに全力で楽しそうに取り組んでいる学生の姿がとても印象的で、ここで美容師を目指したいと思いました。
学生時代はとにかくやりたいと思ったことは何でもやるスタンスでした。オープンキャンパスのスタッフ、学友会、ダンス部、コンテストクラブなど、さまざまな活動に片っ端から挑戦し、特にコンテストクラブでのカット練習には一生懸命取り組みました。朝や放課後の練習、春休みなどの長期休みも必死に練習して、その成果もあり芸術祭全国大会出場に向けた学内予選では優勝を勝ち取ることができました。美容への意識や追求心が高い仲間と切磋琢磨したことで成長できましたし、人前に立つことが苦手だった自分にとって、この経験はすごく自信になりました。当時の仲間との交流は続いていて、SNSで彼らの活躍を見ると刺激をもらえます。
ALBUM 池袋店勤務/専門課程/2019年卒/福島県出身。山野美容専門学校在学中に担任の先生から薦められたことをきっかけにALBUMに入社。ALBUM銀座店にて経験を積みスタイリストデビュー。その後、2022年に誕生した池袋店に異動し、翌年には25歳の若さで副店長に抜擢された。現在はトップスタイリスト兼副店長として若手スタイリストやアシスタントの育成にも注力している。「副店長になり『人のために何ができるか』という意識が大きくなりました。スタッフにもその気持ちを持って働いてほしいと考えています。美容師は夢のある仕事です。これから美容師を目指すみなさんも、あきらめずに挑戦し続けてください。その向こうに楽しい世界が待っています」