こんな大きな機体がたくさんの人や貨物を載せて飛んでいく姿に感動します。その安全を自分たちが支えているんだと思うと、とても大きなやりがいを感じます。仕事内容としては簡単な部品交換や点検作業にはじまり、複雑で且つ大物部品を十数人で取り換える作業も多く、毎日様々な作業に携わることができるのがこの仕事の魅力であると思っています。不具合の原因追求や日々の仕事で一筋縄ではいかない事もありますが、そんな中でも皆で試行錯誤しながら解決していくのも、整備士としてレベルアップにも繋がり達成感もあります。
航空業界には、私が高校生の時の修学旅行までは全く縁のない世界でしたが、初めて飛行機に乗った時に感動を受けて、そこで決心しました。パイロットやグランドハンドリング、その他にもいろんな飛行機に携わる仕事があると知りましたが、ボランティアで車椅子の修理活動に携わっていたこともあり、せっかくならこの経験を少しでも活かせる仕事にと思い、航空整備士への道を選びました。
学校では、航空法規、航空力学、発動機、基本技術など航空機整備に必要な基本となる知識を中心に学んでいきます。先生方は国内エアライン出身の方、ヘリコプターの整備経験の方などいろいろな経験を持った方が多く、授業ではそんな先生方が経験された話をもとに講義が進むほか、航空業界のディープで興味深い話もして頂けました。また、学校にはセスナや小型発動機があり、実習で見たり触れたりしながら学ぶ事ができ、知識をより深められまました。授業は和気あいあいな雰囲気で質問も気軽に受けていただき、馴染みのない航空力学も分かりやすく教えていただきました。
航空機の整備・製造などの企業に就職するには、大学や航空専門学校を卒業してから入社することが多いのですが、本校の航空整備士学科は数ある航空専門学校の中でも最短の2年間の就学で、これらの企業に就職することが可能です。早く航空業界の整備士として仕事に就きたいと思っている方は、本校への進学を視野に入れて考えてみてください。本校は航空業界から高い評価を受けているようで、就職率も非常に高く、就職に有利だと思います。関西空港からも近く、学校周辺の立地条件が良いのもオススメです。是非一度オープンキャンパスに参加してみては?
ANAベースメンテナンステクニクス株式会社所属/航空整備士学科/2017年3月卒