美容師という仕事のいちばんの魅力は、お客様を笑顔にできること。そのためには自分自身が仕事を楽しみ、いつも笑顔でいることが大切だと思っています。美容師として技術が高いのは当たり前のことで、それ以上に重要なのはお客様とのコミュニケーションです。僕はカットに入る前に必ずしっかりとカウンセリングを行い、理想のスタイルに近づけるためにプロとしての知識を生かしながらきめ細かなご相談をします。このプロセスがあってこそ、お客様に笑顔で「ありがとう。楽しかったよ!また来るね!」と言っていただけるんです。そんな言葉をかけられると自分もワクワクするし、仕事のモチベーションアップにもつながっています。
中学の頃から美容院に行ったあとは毎回「軽くなっていい感じ!」「セットしやすそう!」とテンションが上がっていました。自分でヘアセットするのも好きで、友達にもアイロンなどを使ってたくさんスタイリングしてきました。髪を整えてあげたあとに喜んでいる友達の笑顔が、自分が美容院を出たあとの笑顔と同じだ!と気づき、これが仕事になったらいいなと漠然と思っていました。もっと具体的に目指すことになったきっかけは、高校の頃に親友から「将来のこととか考えてる?」と聞かれ、「美容師かな」と答えたら、その親友も同じ目標を持っていたこと。彼とは一緒に上京し、2人とも夢を叶えて美容師になれました。いまもよきライバルです。
美容系の専門学校はたくさん検討しましたが、エビスビューティカレッジは「この学校に来ればこうなれますよ」という学校自身のアピールではなく、「美容師ってこういう仕事ですよ」と、自分たちが目指すものに導いてくれるようなスタンスだったのが刺さりました。在学中にいちばん身についたのは、仲間同士の思いやり。そこからお互いの夢が育まれて、同級生4人で立ち上げたのが、現在所属している「AI TOKYO」です。4人に共通しているのは、自分以外の誰かのためになることをしたい!という熱い思い。それを突き詰めていれば結局は自分たちに幸せが還ってくるので、メンバー全員で楽しく仕事に向き合えています。
(株)P.B・AI TOKYO/ヘアスタイリストコース/2016年卒/栃木県出身。中学時代から美容師を目指し、専門学校で学ぶため2014年に上京。2016年に専門学校エビスビューティカレッジを卒業後、美容室「GARDEN」を経て、2020年に「AI TOKYO」のオープニングスタッフとして同店の立ち上げに関わる。入店後はスタイリストとして経験を積み、2022年からディレクター/店長として活躍中。新規のお客様の内、8割以上がInstagramからのお客様となる程SNS集客を得意とする。月平均300人以上のお客様を担当し、入社時から約1年で個人売上が15倍となる。2022年からディレクター/店長として活躍中。