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ひとが言葉を産出する仕組み 心理言語学入門

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開催日時
  • 2026年
    7月
    29日
    (水)
    18:30~20:00
ひとが言葉を産出する仕組みー心理言語学入門

プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

私たちは、普段、友人とおしゃべりしたり、小説を読んだりするなど、様々な場面で言葉を使っています。このような言葉を通じたコミュニケーションは私たちにとって身近なものですが、「相手に何を話すか、相手が何を言っているか」という内容の側面に注意が向くことはあっても、「どのようにして言葉を話したり理解したりしているのか」というプロセスを意識することはほとんどありません。本講座では、「言葉の産出(発話)」に着目し、普段意識することがないその仕組みを一緒に探っていきたいと思います。
まず言葉を産出するためには、頭の中に言葉が蓄えられている必要がありそうです。私たちは「リンゴ」と聞けば苦労することなく(林檎)のことだとわかるので、私たちの頭の中には何らかの「言葉の辞書」があることは疑いようがないでしょう。では、それはどのような構成になっているでしょうか。紙の辞書のように、単語ごとに、発音・意味・文法(品詞)が1セットになって、50音順またはアルファベット順に登録されているでしょうか。何となくそのような可能性はなさそうに思えますが、それでは私たちの辞書は実際は、どのような構成になっているのでしょうか。
さらに、このような頭の中の辞書の「検索」はどのようにして行われているでしょうか。例えば「机の上に(林檎)がある」ことを伝えたいとき、私たちは瞬時に「リンゴ」という言葉を選び出すことができますが、紙の辞書を使うときのように前から順番に検索して行って意図した単語を見つけるのでしょうか。それとも全く別の方法を取っているのでしょうか。
このような疑問は、言葉の産出プロセスを意識できない以上、頑張って考えてみても答えられそうにありません。しかし、心理言語学という分野では、様々な観察から、このような疑問に答えようとする研究が行われてきました。例えば、私たちは「リンゴ」と言おうとして「ミカン」と言ってしまう「言い間違い」をしたり、言いたい言葉が喉まで出かかっているのに思い出せない「舌先現象」を経験することがあります。このような観察から、頭の中の辞書の形式やその検索プロセスについて興味深い事実が明らかになってきています。本講座では、このような研究の成果を紹介しながら、「言葉を産出する仕組み」を一緒に探っていきたいと思います。

ひとが言葉を産出する仕組み 心理言語学入門/東京都立大学(公立大学/東京)のオープンキャンパス

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