パティシエになる夢を叶え、今私が関わっているのは新郎新婦のお二人の結婚式を彩るウエディングケーキづくりです。まだまだ新人として技術を磨いている中ではありますが、最近は、新郎新婦の人形やキャラクター、動物などの細工物を任せてもらえることも増えてきました。今の職場は、上司や周りの人が優しくて、すごく働きやすいのも気に入っています。先日、私が結婚式を挙げた時には、職場でお世話になっているシェフがサプライズでウエディングケーキをつくってくださり、本当に嬉しくて、幸せな気持ちに! この時、私も先輩や上司のように、人の幸せを心から願い、寄り添えるウエディングケーキをつくるプロになりたいと思いましたね。
子どもの頃からお菓子づくりが大好きでした。焼き菓子やクッキーをバレンタインで配った時にみんなから「おいしい」と言ってもらえたことが嬉しくて、製菓やケーキづくりへの興味は、ますます深まっていきましたね。そんな中でテレビで結婚式の映像を見て、「一生に一度のシーンで使われるケーキをつくりたい」という思いを持ち、「ブライダル業界でパティシエになる」という明確な夢を描くようになりました。そうした中、この学校は食材のことから、調理、さらに健康や栄養にも配慮した知識や技術を学べること、3年間あることで余裕を持って就職準備ができることに魅力を感じ、入学を決定。おかげで希望するブライダル業界に就職できました。
学生時代は、調理器具や素材など、製菓づくりの基礎知識をはじめ、有名店のシェフやパティシエの先生から、貴重なレシピと作り方を教えてもらいました。一流の技術を間近に見ながら、実践的に学べたことは本当に貴重でしたし、勉強になりましたね。あとは食品衛生学やパソコンの授業など、将来開業する時に役立つことも学べて良かったです。それと学生時代にSNSやWEBサイトで口コミ評価が高かったり、投稿数が多いパティスリーに行ってケーキを食べ、味の組み合わせを勉強したり、知識の幅を広げたことは、就職してからもすごく役立っていると感じます。
Mia via勤務/パティシエ&ショコラティエコース/2018年卒/小さい頃からお菓づくりが好きで、焼き菓子やクッキー、クリスマスケーキもつくっていたという安井さん。専門学校入学後は、「ウエディングケーキをつくるパティシエになりたい」「ブライダル業界に就職したい」との明確な目標を持ってお菓子づくりを学んだ。現在は、その目標を叶え、新人パティシエとして日々ウエディングケーキづくりに取り組む。