『真田丸』で今注目の長野県上田【現在はどうなっているの?】
日本史の教科書によく出てくる地名。現在ではどんなスポットになっているのか気になりませんか。今の様子を知れば、さらに理解が深まるかも! 当時と現在の様子やおすすめポイントをご紹介します。
長野県の中央東寄りに位置する上田市。自然や観光名所が多いだけでなく、最近人気のとある武将が治めていた地。
今回は長野県上田についてご紹介します。
今回のスポット
住所:長野県上田市
人口:約15万9000人(2016年8月)
『真田丸』でおなじみの真田幸村がいた地
戦国時代、上田は真田氏が三代に渡って治めていました。真田氏のなかでも有名なのは、「大坂の陣」で徳川家康の軍に大打撃を与え、のちに「日本一(ひのもといち)の兵(つわもの)」と称されることとなる真田幸村ではないでしょうか。真田幸村はNHK大河ドラマ『真田丸』の主人公でもあります。
もともと上田市は、鎌倉時代から遺された歴史的文化財が多く、“信州の鎌倉”と称されるほど。ここに真田幸村ブームが加わり、最近は観光客でさらににぎわっているようです。
豊富な自然に育まれたグルメ
歴史だけでなく、新鮮な素材を使ったご当地グルメを目当てに訪れる観光客も多いもの。とくに人気があるのは地元産のそば粉で仕上げた「信州そば」。上田市内には有名店が多くあります。
そのほか、にんにく醤油のタレをつけて食べる「美味(おい)だれ焼き鳥」や、魚のウグイ(ハヤ)を捕獲し、取れたてを塩焼き・田楽・唐揚げなどで食べる「つけば料理」なども上田に行ったら食べたいグルメです。採れたての松茸、長野のきれいな水を使って作られた地酒なども上田市の代表的なグルメです。
大河ドラマファンなら押さえておきたい歴史の街、上田市。真田戦国ルートや真田氏発祥のルートなど、ゆかりの地を巡ったらますますドラマを見るのが楽しみになっちゃいますよね。2017年の1月15日まで大河ドラマ館も開催されているので、歴史の勉強を兼ねてチェックしてみては?
バックナンバー