明治大学がマンガ図書館を計画!大学ユニーク図書館事情
最近は大学の図書館も多様化。個性的な図書館も続々登場しており、メディアやネット上で話題になる機会も増えている。
開設前から注目されているのが明治大学の国際マンガ図書館。
同大学ではマンガやアニメの文化的価値を重視し、2009年にはサブカルチャーの専門図書館である米沢嘉博記念図書館を開設。
それに続くのが世界最大級となるマンガ・アニメ・ゲームのアーカイブ施設、国際マンガ図書館なのだ(写真はイメージ図)。
収蔵されるのは、マンガ・アニメ・ゲームおよび関連分野の図書、雑誌、同人誌、さらにマンガの生原稿やアニメの原画、セル画、業務用ゲーム機や家庭用ゲーム機、さらにキャラクター商品やフィギュアまで!好きな人にとってはたまらない空間になりそうだ。一般利用可の施設だが、入館料の有無などは今後決定される。
マンガ図書館といえば、先輩格は、マンガ学部がある京都精華大学と京都府が共同で開設した京都国際マンガミュージアム。名物「マンガの壁」には1970年以降に発行されたマンガの単行本がズラリ。魅力的なイベントや企画展も頻繁に開催されており、サブカルチャーの一大拠点になっている。なお、施設は廃校になった小学校。有料だが誰でも入館できる。
続いて、見た目が図書館離れしている大学図書館をご紹介。成蹊大学情報図書館はその近未来的な内観がネットなどでも話題に。特にインパクトがあるのは「プラネット」と呼ばれるグループ閲覧室(写真)。空中に浮いているように見える透明なカプセルは、一度目にしたら入ってみたくなること請け合い。なお、利用できるのは成蹊大学の学生や関係者となっている。どうしても入館してみたい高校生は成蹊大学に入学しよう。
一方、こちらもインパクト大なのが国際教養大学の図書館(写真)。半円形のコロセウム風に設計され、柱や梁は地元秋田県産のスギ。中から見上げると巨大な和傘のように見える造りは大学図書館の一般的イメージをはるかに超えるスケール感だ。さらに、24時間365日オープンなのもこの図書館の特色。なお、一般の人も曜日によるが最長で22時まで利用可能だ。
このほかにも個性的、魅力的な大学図書館はまだまだある。志望校の図書館を一度チェックしてみるのもおもしろいかもしれない。
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