学校の特長
人を理解する力、協働する力など、対人援助に欠かせない力を養う2学部連携共通教育
教師・保育士と看護師は、いずれも人間と深くかかわる職業です。そのため、専門的な知識や技術はもちろん、人間としての尊厳を大切にして、良好な人間関係を築いていく力が必要です。本学では、教育学部・看護学部が連携した「共通教育科目」を設けています。そこでは、人間の尊厳への理解、他者への共感、国際性などを、4年間をかけて育んでいきます。 〈科目の例〉人と協働して課題を解決する力を育む『教養ゼミ』、論理的に思考する力を育む『クリティカル・シンキング』、国際化に対応する力を育む『異文化交流(海外語学研修)』、人間を理解し愛する力を育む『宗教論』など。 |
インターンシップや実習など、現場を体験する機会や実践力を育む授業が多数
教育学部・看護学部ともに、現場を体験し、実践力を培う機会を多数用意しています。【教育学部】小学校や幼稚園を訪問して、教員の業務を実際に観察・体験するインターンシップの機会を設けています。また、本学のキャンパス内には保育園、幼稚園、小学校があり、園児や児童と交流する機会が多数あります。【看護学部】臨地実習での訪問先は、高度医療を提供する特定機能病院、地域医療支援病院、高齢者福祉施設、訪問看護ステーション、地域包括支援センターなど多種多彩です。さまざまな健康課題をもつ人と接し、課題に応じて臨機応変に対応できる看護実践力を身につけることができます。 |
地域の人との交流で、コミュニケーション力を育む「しんあい教育研究ケアセンター」
本学での研究成果を地域貢献に生かすために、また、学生が地域の中で実践的に学ぶために、「しんあい教育研究ケアセンター」を設置しています。同センターでは、地域に住む人々の健康増進をサポートする「まちの保健室」などを実施しています。学生は、これらの地域活動にボランティアとして参加することで、あらゆる世代の人々とコミュニケーションする力をはじめ、教育、保育、看護の実践力を磨くことができます。また、本学院は2022年に枚方のサッカークラブチーム「FCティアモ枚方」と連携協定を締結しました。今後は、サッカーを通して人間教育を行うとともに、学習、進路、就職をトータルで支援するシステムを構築していきます。 |