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私立大学/広島

ヤスダジョシダイガク

< 理工学部 (2025年4月設置)

安田女子大学 理工学部 生物科学科(2025年4月設置)

定員数:
60人

植物を中心に生物生命の仕組みを学び、次世代の「食」「資源」「環境」分野で活躍する実践力と創造力を身につける

学べる学問
  • 生物学

    生き物の行動や生態から、そのメカニズムを探る

    研究の対象は、生きとし生きるもの全て。それらを観察・分析することで一定の法則を見つけ出すだけでなく、DNAや脳のメカニズムなど、ミクロの世界にも迫る学問。

  • バイオ・生命科学

    分子レベルで生命現象を解明する

    生命の誕生、成長、生理現象など生命現象を分子レベルで解明する。生物学、化学、物理学との境界領域の研究や、農学、医学、薬学、獣医・畜産学、林産・水産学などへの応用研究もある。

  • 農学

    農業に関わる理論と技術を研究し、環境保全に寄与する

    農学とは、食料となる穀物や野菜、動物、さらには住居や衣服となる植物など、私たちが生活のために利用するあらゆる生き物を対象に、その生産から販売の各過程について研究する学問です。育てて消費するというだけでなく、それが将来にわたって持続可能になるよう、さまざまな角度から探究していきます。農業実習や加工実習、フィールドワークなど、実体験を通じた学びが多いのも特徴です。卒業後の進路としては、食品関係の企業に就職する人が多数を占めますが、流通や販売についても学ぶため、そうした強みを生かす道もあります。

  • 森林科学・水産学

    森林や水産生物資源の保護・育成、有効な利用法を研究する

    森林科学は、森林のさまざまな機能を保護・再生することで森林資源、及び地球環境の保全を図り、これを継続的に生産・利用する技術や理論を学んでいく学問。水産学は、実験や実習を通して、魚や藻類など海や河川の生物資源の育て方や獲り方、加工の仕方を科学的に探っていく学問。

  • 環境科学

    科学技術によって環境問題解決を目指す

    環境科学とは、工学、化学、経済や法といったあらゆる観点から環境を検討し、快適で持続可能な社会の構築を目指してさまざまな問題の解決に取り組む学問です。「環境」とは、地球や自然そのものだけでなく、社会や都市環境など、私たちを取り巻くあらゆる環境を指します。したがって、学校によって、ある程度専門分野がしぼられているところと、幅広く環境科学について学ぶところとに分かれます。まずは環境科学の概要をつかみ、フィールドワークなどもしながら、実践的に研究手法を学び、環境に関する知識を養っていきます。

目指せる仕事
  • バイオ技術者・研究者

    生命現象を解き明かし産業に活かす

    化学メーカーや医薬品メーカー、食品・化粧品メーカーなどバイオの研究を行う企業は多い。ウイルス、細菌、カビなどの微生物から大型の動植物、人類まで、生物に関する現象を研究し、医療や保健衛生の分野や食料生産・環境保全といった問題の解決に貢献できるような製品を作り出す。そのための基礎研究に従事する人もいる。

  • 生物学研究者

    微生物からヒトまで、生命の誕生や進化、生態など独自のテーマで生物に関する研究を行う

    地球上に1000万種以上いるといわれる生物に関して、その体のしくみや成育の特徴など、各自のテーマを追究するのが生物学研究者。生態や体のしくみが解明されているのはほんの一部。微生物やプランクトン、動物、植物など、すべての「生物」に注目すると、まだ地球上はわからないことだらけ。それらの調査を行い、時には実験を繰り返し、データを蓄積することで、結果的に新しい発見につながる可能性がある。バイオテクノロジーや免疫など、さまざまな分野での期待も大きい。(2024年8月更新)

  • 生命工学研究者

    遺伝子の成り立ちや組み換えなど生物を分子レベルでとらえ、大学や各種研究機関で新たな研究・開発を行う。

    遺伝子の成り立ちや細胞学、生命科学などの成果を、製薬や食品などの工業分野にフィードバックし、生産力をあげたり、新製品の開発につなげるための研究を行っているのが生命工学研究者。分子レベルで生物をとらえ、さまざまな生命や体のメカニズムを解明しようとしている。ある特定の遺伝子の働きが実際にDNAのどの部分で働いているのかなど、マウスを使った実験を繰り返すことで解明しようとする研究者がいたり、実験用の均質なマウスを、遺伝子操作によって作り出すといった実験を繰り返す研究者もいる。

  • 生理学研究者

    広範囲に生命現象(生体の働き)を解明する。脳生理学など、専門分野にわかれて研究する

    生理学は医学とともに昔から研究されてきたテーマである。「生体の機能のメカニズムを明らかにしてその意義を明らかにする学問」である。分子レベルでの研究などが進む中、個別の働きではなく、関連した複数の機能(生態学的、心理学的現象を含めた)を解明しようという研究分野。対象が生きた条件下でリアルタイムに観察するというのが特徴。生体の機能のメカニズムを明らかにするということから、脳生理学など専門分野にも分かれている。大学や病院などの研究機関などで、医学的なアプローチや情報処理的なアプローチなどがされる。

  • 環境保全エンジニア

    公害防止や環境保全に関わる

    自然環境の保全に関わる。メーカーなどで公害を防ぐ機器などの設計、製作、メンテナンスを担当する仕事と、大気汚染、騒音、水質汚濁などの数値を計測したり、調査・分析する仕事に大別できる。

  • 作業環境測定士

    作業環境を守るための環境測定

    石綿などの鉱物性の粉塵や、放射性物質、特定化学物質など、工場やさまざまな作業現場で、人の体に有害となる物質はたくさんある。それらの測定をし、より良い作業環境を保つ技術者が作業環境測定士。簡易測定機器を使用したサンプリングや分析・解析をし、職場環境を維持する大切な役割を担う。

  • 醸造・発酵製品企画・開発・研究者

    しょうゆ、みそ、酒、チーズなどの醸造・発酵製品を新たに作る仕事

    醸造・発酵製品とは、しょうゆやみそ、酒、チーズ、ヨーグルトなどのこと。これらの製品は微生物や酵素などの働きを利用して作られるため、企画・研究・開発にはバイオテクノロジー、生命科学、生物学などの分野の専門性が求められる。醸造・発酵製品には古くから親しまれているものも多いが、醸造・発酵のメカニズムや酵素の力などに関してはまだまだわかっていないことも多く、人々の健康増進につながる新たな製品の開発が期待されている。

  • 化粧品企画・開発・研究者

    ファッション性と美容・健康をともに追求し、新たな化粧品を生み出す

    化粧品メーカーで、新製品を企画したり、美容効果がある新たな成分などを研究開発したりする仕事。化粧品には、色や光沢などファッションとしての側面と、美肌やアンチエイジングなど美容・健康につながる側面とがある。その両方を意識しながら、消費者のニーズや流行にこたえる製品を創り出していく。化粧品の素材は化学物質から自然由来のものまでさまざまあり、化学やバイオ・生命科学、薬学などの専門家が数多く活躍。人の肌に使用するものなので、安全性の追求も非常に重要となる。

  • バイオ関連商品企画・開発・研究者

    自然の中に存在する生命の力を利用して健康食品、材料、燃料などを開発

    バイオテクノロジーは、エコや健康などにつながる可能性を秘めているため、医薬品以外にも非常に幅広い分野で使われている。例えば、微生物由来の健康食品なども注目されているし、生物から取り出した成分をもとにしたプラスチックなど材料系の研究も進んでいる。また、エネルギーの分野ではサトウキビなどの植物を使ったバイオ燃料なども世界的な需要が伸びている。材料メーカー、エネルギー会社、化学メーカー、製薬メーカー、医療機器メーカー、食品メーカーなど幅広い業種が参入し、研究者、開発者が活躍している。

  • 製薬開発技術者・研究者

    製薬会社や化粧品会社などの研究機関、大学の研究室などで製薬に関する研究や製造技術の開発・研究を行う。

    製薬開発技術者は、主に製薬会社や化粧品会社などで製品の開発のための企画立案や計画を立てて製品化を実現したり、品質検査や製造工程のチェック・指導など、製造に関する技術指導・管理などを行う。製薬開発研究者は、企業をはじめとした各種研究機関や大学の研究室などで、新薬の開発のほか、素材や化学物質の基礎研究、新薬開発のための製造技術の開発・研究など、それぞれの専門分野をもとに、「製薬」に関わる新しい研究を行う。高度な専門知識を必要とするため、多くは大学院で専門の研究を経て研究者となるのが一般的。

初年度納入金:2025年度納入金 未定  (構想中のため決定後に公表)

安田女子大学 理工学部 生物科学科の学科の特長

理工学部 生物科学科の学ぶ内容

理論と実践の両面から得られる相乗効果により生物生命の仕組みを探究。未来をつくる力を育む
本学科は学年・コース・研究室を横断する学びが可能。 3年次からは自分の関心や適性を見極め「生物科学コース」「食・環境開発コース」の2コース制で学びますが、プロジェクトや研究テーマに応じて、分野を越えて横断的に学び、理論と実践の両面から多角的にアプローチすることで、より深く、 広い視野を獲得できます。

理工学部 生物科学科のカリキュラム

生物科学コース
理論追究型の本コースでは、生物学の基礎研究を中心に深め、ゲノム解析・遺伝子組み換え・品種改良・新規酵素の探究などに取り組み、生命の真理を追究します。
食・環境開発コース
実践展開型の本コースでは、花き(観賞用植物)・園芸、食品・発酵醸造などを学び、生活を彩る食品や香粧品、高品質果実や野菜・花、エネルギー資源などを開発する力を養います。

理工学部 生物科学科の授業

地域連携プロジェクトワークで実践力と創造力を高める
企業や地域との協働研究や商品開発などに取り組み、社会で直面する問題解決に必要な実践力と創造力を養成します。業界の最前線で研究者や企業のプロフェッショナルと交流することは、新しい視点とアイデアの発想を促すだけでなく専門分野における市場のニーズやトレンドの把握や、卒業後のキャリアパスにも役立ちます。

理工学部 生物科学科の研究テーマ

プロジェクトや研究テーマに応じて分野を越え横断的に学び、多角的にアプローチ
生物や化学について基礎から理解を積み上げていくことができる段階的なカリキュラムを整備。理論の修得はもちろん、1年次からの 早期実習体験や実験(植物園や農場での観察・採集・調査などのフィールドリサーチ) で実践的に、楽しく生物を学び、興味を広げ、一人ひとりの視点で研究テーマを模索することが可能です。

理工学部 生物科学科の設立の背景

「理学」と「工学」の知識・スキルを併せ持つ「理系人材」を育成
科学技術が急速に進歩し多様化する現代社会においては、自然界の原理・法則を追究する理学と新たな技術を創生し社会を創造する工学の力を併せ持つ「理系人材」が求められています。本学科では植物を中心に生物生命の仕組みを学び、次世代の「食」「資源」「環境」分野で活躍する実践力と創造力を修得した人材を養成します。

安田女子大学 理工学部 生物科学科の学べる学問

安田女子大学 理工学部 生物科学科の目指せる仕事

安田女子大学 理工学部 生物科学科の資格 

理工学部 生物科学科の取得できる資格

  • 食品衛生管理者<国> 、
  • 食品衛生責任者 (任用資格)

理工学部 生物科学科の目標とする資格

    • 危険物取扱者<国> (甲種) 、
    • 毒物劇物取扱責任者<国> 、
    • バイオ技術者認定試験 (上級・中級) 、
    • 技術士<国> 、
    • 技術士補<国> 、
    • 作業環境測定士<国> 、
    • 公害防止管理者<国>

    環境計量士

安田女子大学 理工学部 生物科学科の就職率・卒業後の進路 

理工学部 生物科学科の主な就職先/内定先

    食品・バイオ・環境アセスメント関連企業の生産・品質管理・環境系技術者や医療・保健関連機関、公務員など


※ 想定される活躍分野・業界

安田女子大学 理工学部 生物科学科の入試・出願

安田女子大学 理工学部 生物科学科の問い合わせ先・所在地・アクセス

〒731-0153 広島市安佐南区安東(やすひがし)6-13-1
TEL082-878-8557(入試広報課)
nyushi.box@yasuda-u.ac.jp

所在地 アクセス 地図
安東キャンパス : 広島県広島市安佐南区安東6-13-1 アストラムライン「安東」駅から徒歩 約4分

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